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ヤマシタ チカマサ
山下 親正  教授
東京理科大学 薬学部 生命創薬科学科
プロフィール | 研究シーズ | 研究室紹介 | 担当授業(34件)
レフェリー付学術論文(83件) | レフェリー付プロシーディングス(18件) | その他著作(29件) | 著書(39件) | 学会発表(246件) | 特許(6件)
グループ バイオ、ナノテク・材料、その他
その他 : 吸入、DDS,再生医療、
研究・技術キーワード DDS、COPD、肺がん、分化誘導、肺胞再生、経肺投与法、吸入製剤設計、吸入デバイス設計、中枢デリバリー技術
研究・技術テーマ
  • 慢性閉塞性肺疾患(COPD)の根治療法を目指した新規治療薬の開発と最適なDDSの構築
  • 肺がんの根治療法を目指した新規治療薬の開発と最適なDDSの構築
  • 嗅球ではなく、呼吸上皮に着目した新しい概念に基づいた、経鼻投与による中枢作用性高分子医薬品のDDSの構築
  • 吸入剤開発に関する基礎からレギュレーションや申請に至るまでのコンサルティング
研究・技術内容 1)マウスにおける経肺投与方法は今までは圧縮空気等の陽圧で投与されていたが、当研究室では世界に先駆けてマウスの自己吸入による再現性の高い非侵襲的な経肺投与方法を確立しており、再現性の高い薬効薬理試験を実施することができる。 2)分化誘導を基盤とした肺胞再生を作用点とするCOPD根治療法を可能とする新規治療薬を見出すために、ヒトに近い状態でのin vitro及びin vivoのスクリーニング系を確立している。3)吸入剤の製剤設計、吸入デバイスの設計、非臨床試験、臨床試験、申請業務、レギュレーションに至るまでの吸入剤開発に関するコンサルティングを行っています。4)嗅神経ではなく、呼吸上皮の三叉神経に着目した実用化に近い、新しい概念に基づいた高分子医薬品の経鼻投与による中枢デリバリーシステムの構築を行っています。
産業への利用 1)COPD根治療法を可能とするターゲット分子やリード化合物を発見したので、COPD新規治療薬の開発を推進できる共同研究のパートナーを探しています。 2)マウスにおける再現性の高い非侵襲的な経肺投与方法を確立したので、共同研究、あるいは技術指導できるパートナーを探しています。 3)約30年間、製薬会社で研究開発に携わっており、特に、新規吸入剤の開発に特化した事業部の研究開発部長を経験した実績から、吸入剤の製剤設計、吸入デバイスの設計、非臨床試験、臨床試験、申請業務、レギュレーションに至るまでコンサルティングを行うことができます。4)呼吸上皮の三叉神経に着目した高分子医薬品の非侵襲的中枢デリバリーシステムの構築を行っており、この技術をペプチドだけでなく、たんぱく質や抗体にも適用したいと考えており、この技術を応用した共同研究を展開できるパートナーを探しています。
可能な産学連携形態 共同研究、受託研究員受入、受託研究、技術相談および指導
具体的な産学連携形態内容 1)臨床に適用可能な新規ペプチドの吸入剤・吸入デバイスの製剤化 2)サルにおける経肺投与法の指導 3)吸入デバイスの評価 4)吸入剤全般に関するコンサルタント 5)小動物における非侵襲的な経肺投与法の技術指導、
その他所属研究機関 総合研究院 再生医療とDDSの融合研究部門
所属研究室 山下研究室(DDS・製剤設計学)
所有研究装置 凍結乾燥条件をプログラミングできる凍結乾燥機、空気力学的粒度分布測定装置、分子生物学的検討を実施できる機器、細胞培養実験関連装置、X線CT(共同機器)、走査電顕(共同機器)、呼吸機能測定装置(共同機器)、乾式粒度分布測定装置(共同機器)、湿式粒度分布・ゼータ電位測定装置(共同機器)、3Dプリンター(共同機器)、X線粉末回折装置(共同機器)
SDGs
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