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キムラ ツトム
木村 力  准教授
東京理科大学 理学部第二部 化学科
プロフィール | 研究シーズ | 研究室紹介 | 担当授業(20件)
レフェリー付学術論文(46件) | その他著作(2件) | 著書(3件) | 学会発表(111件)
グループ その他
その他 : 有機化学
研究・技術キーワード 有機合成化学、有機金属化学、不斉合成、有機硫黄化学、計算化学
研究・技術テーマ
  • マグネシウムカルベノイドの特異な反応性を利用する炭素-炭素結合形成反応の開発
  • 計算化学に基づく金属カルベノイドの解析
  • 硫黄原子のキラリティーを活用する不斉合成
研究・技術内容 有機化合物を効率的かつ高選択的に合成できる革新的な反応の開発に取り組んでいます。一つの炭素原子にマグネシウム原子と塩素原子が結合した「マグネシウムカルベノイド」は、カルベンと類似したな反応性を示します。例えば、マグネシウムカルベノイドは求核性のみならず求電子性を有します。α-脱離に伴う骨格転位反応も起こします。その反応性を活用して様々な炭素-炭素結合形成反応を開発しています。マグネシウムカルベノイドの特異な反応性の起源や反応機構について計算化学を用いて研究しています。マグネシウムカルベノイドは、1-クロロオルガノスルホキシドにGrignard試薬を加えると発生させることができます。このカルベノイド前駆体のスルフィニル基を不斉補助基として利用するする不斉合成を行っています。
産業への利用 新規な有機化合物およびその合成法を提供できる。
可能な産学連携形態 共同研究、受託研究員受入、受託研究、技術相談および指導
具体的な産学連携形態内容
その他所属研究機関
所属研究室 木村研究室
所有研究装置 ATR-IR, HPLC, リサイクル分取GPC、中圧自動分取液体クロマトグラフ装置、パーソナル有機合成装置、UCリアクター、真空ライン、シリンジポンプ、クーゲルロール蒸留装置、融点測定装置 Optimelt、ワークステーション(Gaussain, GaussView)
SDGs
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