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エノモト マサヤ
榎本 真哉  准教授
東京理科大学 理学部第一部 化学科
プロフィール | 研究シーズ | 研究室紹介 | 担当授業(16件)
レフェリー付学術論文(37件) | レフェリー付プロシーディングス(23件) | その他著作(3件) | 著書(1件) | 学会発表(126件)
グループ ナノテク・材料
研究・技術キーワード 錯体化学
研究・技術テーマ
  • 錯体合成
  • 磁性を中心とした物性評価
研究・技術内容 電子物性発現の舞台として遷移金属層状化合物を選択し、構成要素である遷移金属、配位子、層間挿入化合物などを交換することで得られる物性の変化から、錯体の電子物性発現要因を解明することを目的として研究を行っている。 具体的には、強磁性転移を示す鉄混合原子価錯体やコバルト層状化合物を中心として、構成要素の部分置換が転移温度や金属の電子状態に与える影響を調べ、低温下で起こる磁性の変化がどのような電子状態に基づいているか、変化の過程で現れる動的な現象はどのようなものかを解明する。さらにそれらの結果の考察により、物性発現の制御につながる知見を得る。 技術的には配位子などの有機合成から、金属中心への配位を行う錯体合成といった物質開発と共に、磁性、伝導性、光学応答といった電子物性測定と、それに付随する液体ヘリウム温度に至る極低温技術、数十万気圧に至る超高圧、地磁気の数万倍の強磁場などの極限環境の発生を組み合わせて、物質の性質を決定する要因を明らかにする。
産業への利用
可能な産学連携形態
具体的な産学連携形態内容
その他所属研究機関 総合研究院分子連関相乗系部門
所属研究室 榎本研究室
所有研究装置 量子干渉型磁束計(Quantum Design, MPMS-XL7AC)、インピーダンスアナライザ(Solartron, 126096W)
SDGs
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