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カトウ ヨシタカ
加藤 佳孝  教授
東京理科大学 創域理工学部 社会基盤工学科
プロフィール | 研究シーズ | 研究室紹介 | 担当授業(22件)
レフェリー付学術論文(69件) | レフェリー付プロシーディングス(200件) | その他著作(25件) | 著書(8件) | 学会発表(294件) | 特許(6件)
グループ その他
その他 : 維持管理
研究・技術キーワード 土木工学,維持管理,コンクリート
研究・技術テーマ
  • コンクリート構造物の劣化機構の解明と予測技術の高度化
  • 材料特性と施工を考慮した構造体コンクリートの性能評価に基づく設計-施工-維持管理の連係
  • 既存コンクリート構造物の診断技術の開発
  • 既存コンクリート構造物の補修技術の開発
  • 残存プレストレス力の推定に基づくPC桁の健全性評価
研究・技術内容 コンクリート構造物の劣化機構の解明と予測技術の高度化:実行力のある維持管理のためには,既存構造物の健全性を評価することが必要不可欠となる.特に,コンクリート構造物の劣化では鉄筋腐食が重要であり,いくつかの計測技術が提案されているものの,未だにその予測精度は高くない.本研究では,電気化学理論に基づき,鉄筋の腐食状況を高精度で推定可能な技術を開発することを目的としている.さらに,鉄筋腐食に至る前の中性化や塩化物イオンの侵入についても,予測手法の高度化を目指している.特に,海水中の多種イオンの影響を考慮した検討を進めている. 材料特性と施工を考慮した構造体コンクリートの性能評価に基づく設計-施工-維持管理の連係:合理的な維持管理のためには,設計-施工-維持管理の連係が不可欠であるが,これを困難にしている根本の問題は,材料特性と施工にある.また最近では,維持管理のPDCAや,CIMなどが注目されているが,このような技術を実現するためにも,本研究の主眼である設計-施工-維持管理を有機的に連係させる技術開発が必要である.
産業への利用 前記した研究・技術内容は現在進行形の内容であるため,実フィールドでの検討を実施できるパートナーが必要となる.
可能な産学連携形態 共同研究、受託研究員受入、受託研究、技術相談および指導
具体的な産学連携形態内容 コンクリート施工技術の高度化,締固めを必要とする高流動コンクリートの実用化,RC構造物の鋼材腐食機構の解明と予測手法の開発,既設PC道路橋主桁の残存プレストレス力推定手法の実用化に関する研究,亜鉛・アルミ擬合金溶射による電気防食工法に関する研究
その他所属研究機関
所属研究室 加藤研究室
所有研究装置 水銀圧入式ポロシメータ,ポテンショガルバノスタット,電位差滴定装置,熱分析装置,X線回折,イオンクロマトグラフィ,ビッカース硬度計,簡易SEM,圧縮試験機
SDGs
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