Top


ハシモト シゲキ
橋本 茂樹  教授
東京理科大学 教養教育研究院 北海道・長万部キャンパス教養部
プロフィール | 研究シーズ | 研究室紹介 | 担当授業(12件)
レフェリー付学術論文(21件) | レフェリー付プロシーディングス(1件) | その他著作(7件) | 著書(9件) | 学会発表(48件)
グループ バイオ
研究・技術キーワード 化学生物学、生物有機化学、有機合成化学
研究・技術テーマ
  • 抗菌ペプチド「アピデシン」の作用機構解明と抗菌特性の改変
  • 抗菌ペプチド「タナチン」の作用機構解明と抗菌特性の改変
研究・技術内容  「アピデシン」は、プロリンに富む18アミノ酸残基からなる抗菌ペプチドである。この抗菌ペプチドは、大腸菌のようなグラム陰性菌に対して静菌的に作用する。この抗菌ペプチドは、標的細菌の細胞膜を透過して細胞内標的に結合し、その働きを阻害すると言われている。現在、このペプチドの抗菌作用機構を明らかにするとともに、抗菌活性と作用スペクトルを遺伝子工学的に改変した「アピデシン」誘導体の創製を行っている。  「タナチン」は、ループ構造をもつ21アミノ酸残基からなる抗菌ペプチドである。この抗菌ペプチドは、グラム陽性菌と陰性菌、カビなどに殺菌的に作用する。この抗菌ペプチドは、標的の細胞膜に強く結合して膜構造を破壊すると言われている。現在、このペプチドの作用機構を明らかにするとともに、抗菌活性と作用スペクトルを有機化学的に改変した「タナチン」誘導体の創製を行っている。
産業への利用  従来の抗生物質は、副作用や生体内の残留性に問題がある。これらの欠点を改善したソフトな次世代型の抗生物質の開発を目標としている。
可能な産学連携形態 共同研究、技術相談および指導
具体的な産学連携形態内容
その他所属研究機関
所属研究室 基礎工学部教養橋本研究室
所有研究装置 紫外可視分光光度計、蛍光測定装置、ロータリーエバポレーター、高速液体クロマトグラフィー装置
SDGs
CLOSE