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イマモト ケイイチ
今本 啓一  教授
東京理科大学 工学部 建築学科
プロフィール | 研究シーズ | 研究室紹介 | 担当授業(37件)
レフェリー付学術論文(67件) | レフェリー付プロシーディングス(70件) | その他著作(43件) | 著書(24件) | 学会発表(124件)
グループ 環境、その他
その他 : 社会資産の保存・維持管理
研究・技術キーワード 建築材料
研究・技術テーマ
  • 建築物の健全度診断・保存技術の開発
  • 建築材料・部材の挙動予測
  • 環境負荷低減型建築材料の開発
  • 新しい構造部材・システムの開発
  • 材料の損傷と構造部材の耐久性評価
研究・技術内容 我が国における約100年の鉄筋コンクリート造建築物の歴史の中で,黎明期から高度経済成長期までに建設された建築物は,建築物の長寿命化のために必要な材料的な要件を必ずしも具備しておらず,経年による劣化が顕在化しています。一方,これらの建築物を解体するのではなく,適切に点検・診断し,材料劣化が生じた中でその構造性能や使用性能を適切に評価することが,維持・保全の鍵となります。 ここでの研究は,建築物の立地環境条件に関する情報と建築物に対する非破壊で効率的な調査試験により得られる情報をベースに,建築物の長期的な耐久性,構造安全性および使用性の評価手法の確立を目指すものです。本研究の最大の特徴は,この開発したツールを単に提示するだけでなく,長崎市端島(軍艦島)に現存する建造物をはじめ実際の構造物に適用し,手法の妥当性を検証する点にあります。臨床医学はある意味,末期患者の存在によって発展してきた面が多分にありますが,本研究において終末期鉄筋コンクリート造建築物を検証対象とすることにより,現在の調査診断技術,耐久設計手法,寿命予測手法しいては建物の新しい保存技術の開発につなげることを目指します。
産業への利用
可能な産学連携形態 共同研究、受託研究員受入、受託研究、技術相談および指導、国際的な産学連携への対応
具体的な産学連携形態内容 ・受託研究実績 一般財団法人建材試験センター 一般社団法人住宅性能評価・表示協会 BASFジャパン株式会社 電気化学工業(株) 日本メサライト工業株式会社 鐵鋼スラグ協会 ・外部資金 国土交通省建築基準整備事業 文部科学省科学研究補助費(科研費)等
その他所属研究機関 東京大学生産技術研究所研究員(コンクリートの耐久性)
所属研究室
所有研究装置 等温吸着試験機 コンクリートの拘束ひび割れ試験装置 恒温恒湿室等
SDGs
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