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ナカヤマ ヤスオ
中山 泰生  准教授
東京理科大学 創域理工学部 先端化学科
プロフィール | 研究シーズ | 研究室紹介 | 担当授業(22件)
レフェリー付学術論文(87件) | その他著作(26件) | 著書(8件) | 学会発表(173件)
グループ ナノテク・材料
研究・技術キーワード 有機エレクトロニクス,電子物性
研究・技術テーマ
  • 有機材料の電子準位分析(イオン化ポテンシャル,HOMO-LUMOギャップ内準位,内殻準位)
  • 有機半導体単結晶の価電子バンド計測
  • 有機分子エピタキシャル界面の構造解析
  • 絶縁体材料の電子構造分析
  • ナノ材料と有機機能性分子との新奇界面物性探索
研究・技術内容 ・有機ELや有機太陽電池といった有機半導体デバイスの機能向上には,素子内部における電荷輸送を促進/阻害する要因を理解することが不可欠である。我々は,有機半導体における電荷輸送現象の解明に向けて,材料の電子構造の観点からアプローチする研究を進めており,正孔(ホール)輸送準位の精密な決定,HOMO-LUMOギャップ内の電荷トラップ準位の検出,内殻準位分析との複合による「バンドの曲がり」の実証を行っている。 ・特に高い電荷移動度を発現する有機半導体材料については,単結晶の価電子バンド計測に成功しており,正孔有効質量など有機材料の「半導体物性」を実証している。 ・有機分子単結晶を基板として,その表面上に異種有機材料が高秩序に結晶成長したヘテロエピタキシャル分子接合について,その構造解析と成長メカニズムの解明,さらに結晶性の向上と制御法の探索を進めている。 ・従来の光電子分光測定では困難であった絶縁体材料の電子構造(電子準位,状態密度)解析を可能にする分析手法の開発を行っている。
産業への利用
可能な産学連携形態 共同研究、受託研究、技術相談および指導
具体的な産学連携形態内容
その他所属研究機関
所属研究室 中山研究室
所有研究装置 極高感度光電子収量分光(PYS)装置
SDGs
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