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カマクラ タカシ
鎌倉 高志  教授
東京理科大学 創域理工学部 生命生物科学科
プロフィール | 研究シーズ | 研究室紹介 | 担当授業(28件)
レフェリー付学術論文(55件) | レフェリー付プロシーディングス(4件) | その他著作(1件) | 著書(2件) | 学会発表(219件)
グループ バイオ
研究・技術キーワード 真核生物の分化、薬剤作用機作の解析と薬剤ターゲットの探索、微生物遺伝子機能解析
研究・技術テーマ
  • 植物病原糸状菌の病原性特異的器官分化関連遺伝子の単離と機能解析
  • 真菌に対する各種薬剤の作用とその作用機作の研究
  • 真菌の新たな遺伝子機能獲得機構の解明
  • 新奇乳酸菌の探索と機能解析
  • 真核生物の核数制御機構の解析
研究・技術内容 作用機作が推定の域を出ない薬剤や、副作用等につき説明が困難な薬剤についてその真の作用点、または副作用点を明らかにする。その際、微生物の分化という複雑でデリケートなアッセイ系を用いることにより、感度の良い生理活性物質の一次スクリーニング系を提供できると考えている。薬剤の結合タンパクの特定から、遺伝子の解析、遺伝子破壊による証明に至るまでの分子遺伝学的手法の一連の流れをほぼ全て実行・提供することが出来る。特に、ファージディスプレイ法を用いて薬剤の新規作用点・副作用点の探索に取り組んでいる。 病原性特異的器官の分化機構を解明するとともに、既存の薬剤の作用機作を確定することにより、これまで以上に有効で安全な制御薬剤の開発につながりうる。また、新たな有用物質生産能や、難利用物質の分解や微生物変換を目指して、真菌および細菌(特に乳酸菌)の探索を行っている。
産業への利用 微生物制御剤(農業用、医療用抗真菌剤)候補化合物の標的分子解析を行っている。スクリーニングの過程で毒性等の問題で開発から外れた化合物も、その作用機作を明らかにし、新規な標的分子に作用するものであることが見出されれば、基礎生物学的研究のツールとしてのみならず、新規なドラッグデザインへの有用な情報として利用できる可能性が開ける。
可能な産学連携形態 共同研究、受託研究員受入、受託研究、技術相談および指導、国際的な産学連携への対応
具体的な産学連携形態内容 真菌の特異的な器官分化阻害活性を指標に、これまで、いくつかの既知、及び未知の素材の分化阻害効果を含む生理活性の存在を、感度良く検出することが出来ている。
その他所属研究機関
所属研究室 鎌倉研究室
所有研究装置
SDGs
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