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ウシジマ クニハル
牛島 邦晴  教授
東京理科大学 工学部 機械工学科
プロフィール | 研究シーズ | 研究室紹介 | 担当授業(21件)
レフェリー付学術論文(83件) | レフェリー付プロシーディングス(5件) | その他著作(18件) | 著書(1件) | 学会発表(143件)
グループ ナノテク・材料
研究・技術キーワード 材料力学,計算力学
研究・技術テーマ
  • マイクロラティス構造の機械的特性評価
  • 軽量構造の衝撃エネルギー吸収特性評価
  • 織物構造の機械的特性評価
  • 選択的レーザ溶融法で造形したラティス構造の形状不整評価
  • 積層造形とトポロジー最適化設計
研究・技術内容 ハニカム,フォーム,ラティスといったセル構造体は,周期的なセル構造から構成されており,その軽さと優れた機械的特性(高剛性,高強度)を有するため,多くの機械・構造物の基本構成部材として使用されている.その特性評価(引張り,曲げ,ねじり剛性,エネルギー吸収特性)については近年多くの研究者により実験あるいは数値解析を通じて検討されてきたが,精度の補償も含め十分な評価方法が確立していないのが現状である. そこで我々は,汎用数値シミュレーション解析を通じて,そうした軽量で優れた機械的特性を有する構造の特性評価を行い,同時に得られた解析結果に基づく理論モデルを構築し,評価方法として確立させることを目的としている.
産業への利用 現在,3Dプリンティング技術の急速な発展に伴い,金属粉末にレーザー光を照射して粉末を溶融・凝結・積層する装置が開発されている.その装置を使うことで,これまで加工・制作が難しかった複雑なセル構造も作ることが可能となった.我々の研究で最も優れた機械的特性を有するセル構造体の形状を明らかにすることで,それを実際に作製し,様々な分野で応用してもらい,その優位性を体感してもらいたいと考えている.なお,応用分野は機械・構造分野に限らず,電気・電子,バイオテクノロジ分野等枚挙にいとまがない.
可能な産学連携形態 共同研究、受託研究員受入、受託研究、技術相談および指導、国際的な産学連携への対応
具体的な産学連携形態内容 薄板金属材料の破断予測技術に関する数値解析のモデル化(金属材料メーカへの技術指導契約)
その他所属研究機関 トライボロジーセンター
所属研究室 工学部機械工学科 牛島研究室
所有研究装置 数値シミュレーション解析ソフト(Msc.Marc/Mentat, Msc.Dytran, MSC.Patran, MSC.Digimat)および高速計算機,卓上万能引張試験装置 ねじゆるみ試験機制御装置
SDGs
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