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クボ マサト
久保 允人  教授
東京理科大学 研究推進機構 生命医科学研究所
プロフィール | 研究シーズ | 担当授業(22件)
レフェリー付学術論文(175件) | レフェリー付プロシーディングス(2件) | その他著作(7件) | 著書(149件) | 学会発表(303件)
グループ バイオ
研究・技術キーワード 免疫学、アレルギー学
研究・技術テーマ
  • アレルギー炎症(気道炎症・皮膚炎症)の理解
  • インフルエンザワクチン開発を目指した抗体産生機構の解明
  • インフルエンザに対する防御機構の理解
  • ヘルパーT細胞:メモリーT細胞機能分化
研究・技術内容 我々の身体の中で、気道上皮や皮膚は外界から身体を守るバリアとして常に外部と接する重要な器官である。アレルギーを引き起こす原因物質(アレルゲン)や外来性ウイルスも気道上皮や皮膚を通って我々の身体に入ってくるため、これら臓器は感染防御の最前線にいることから炎症を引き起こしやすい。すなわち、気道上皮や皮膚はバリアとして働くだけでは無く、自然免疫と獲得免疫を繋ぐ重要な働きを持つ器官と考えられる。そこには自然免疫系細胞(マクロファージ・樹状細胞・肥満細胞・好塩基球・好中球・好塩基球・自然リンパ球)から生み出された情報を獲得系免疫細胞(T細胞・B細胞)へと繋ぐクロストークがあることで炎症病態が形成される。 私の研究室では、アレルゲンやインフルエンザ感染の際に起こる気道炎症に焦点を当て、自然免疫反応の理解とともに、如何に自然免疫反応で形成された情報が、獲得免疫に繋がって行くのかを理解することで、アレルギー性炎症の理解、何故アレルギーになるとIgE抗体が必要か?インフルエンザ感染が何故ホストを殺すのか?インフルエンザに対して効果が高いワクチンは?などの疑問に答えていく研究を行っている。
産業への利用 アレルギー炎症を理解することで、アレルギーを制御する自然免疫細胞・獲得免疫細胞をターゲットした低分子化合物検索システムの構築 インフルエンザによる気道炎症を理解することで、炎症を制御する自然免疫細胞をターゲットした低分子化合物検索システムの構築 新しいインフルエンザに対するワクチン開発
可能な産学連携形態 共同研究、受託研究員受入、受託研究
具体的な産学連携形態内容 アレルギー疾患や感染症に対する新治療法開発のための病因ターゲット分子の同定 ・阻害剤の開発
その他所属研究機関 国立研究開発法人 理化学研究所 横浜研究所
所属研究室 サイトカイン制御研究チーム
所有研究装置
SDGs
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