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イリヤマ サトシ
入山 聖史  教授
東京理科大学 創域理工学部 情報計算科学科
プロフィール | 研究シーズ | 研究室紹介 | 担当授業(29件)
レフェリー付学術論文(24件) | レフェリー付プロシーディングス(16件) | その他著作(27件) | 著書(2件) | 学会発表(138件) | 特許(6件)
研究室名 入山研究室
トピックス

探索問題を多項式時間で解く量子アルゴリズムを開発した。一般化量子チューリング機械の定式化を行い、量子計算の複雑さを数学的に厳密に取り扱うことが出来るようになった。生命情報への量子アルゴリズムの適応を行い、アミノ酸配列のマルチプルアライメントを多項式時間で行うことに成功した。
非可換代数を基にした新しい暗号方式を開発し、実装を行った。AESの10倍以上のスループットを持つストリーム暗号QP-DYNと、RSAの10倍以上の速度で鍵共有を行うQP-KEXを実装し、ルーターの試作品を作った。

専攻分野 計算理論
研究分野 量子アルゴリズム、暗号理論
紹介

入山研究室では、量子アルゴリズム、暗号理論を主なテーマとして扱い、学部では勉強とその応用、大学院では研究を行っています。
・量子アルゴリズム
量子力学を原理とした計算機(量子計算機)で実行されるアルゴリズムを量子アルゴリズムと言います。入山研究室では、量子アルゴリズムの数理モデルを考え、言語クラスの分類や量子計算の複雑さ、古典アルゴリズムへの応用などを研究しています。
キーワード:非可換代数、エンタングルメント、観測、リフティング、量子エントロピー
・暗号理論
非可換代数をベースとした新しい暗号が提案されています。特徴として、非常に高速でありながらも安全性が高く、環境を選ばない軽さも持ち合わせている等があります。入山研究室では、この暗号の理論的研究、実装、性能テスト、試作品開発、特許出願などを行なっています。
キーワード:ストリーム暗号、軽量暗号、公開鍵暗号

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