卒業研究のために研究室へ通う毎日
ボランティア団体での活動も

#卒研#ボランティア活動#葛飾キャンパス#デザイン#図書館
Profile
森島実奈美さん基礎工学部生物工学科4年※

※2021年4月に先進工学部生命システム工学科に名称変更。所属学科、学年は取材当時のものです

森島さんのとある1日

今日も10時に登校し、研究室へ向かう。研究室にはコアタイムというものがあり、私の研究室は10時からなのでそれに合わせている。授業科目の単位は3年生までにほとんど取り終えたので、4年生になり研究室に配属されてからは卒業研究が学生生活のメイン。研究室では主に自分の卒業研究のテーマに沿った実験に取り組む日々を送っている。定期的に論文の輪読に参加したり、研究の計画や進捗状況を研究室のメンバーや教授とディスカッションしながら進める卒業研究は、毎日がとても新鮮。
研究テーマは「シロイヌナズナの虫害応答における糖エリシターの受容に関わる受容体様キナーゼの探索」。植物が害虫からの食害に対してどのように反応するのか、その分子メカニズムを研究している。実験で使うシロイヌナズナや虫の世話なども自分で行うので大変なことも多いが、研究室での実験は好きなので苦ではない。


お昼は実験の合間に研究室のメンバーと食堂へ。食堂は、ガラス張りの窓から見えるキャンパスの緑や図書館の風景がおしゃれで開放的。そんな空間で友人と楽しくご飯を食べる時間は毎日の楽しみのひとつだ。キャンパスは地域の方にも開放されているので、地元の幼稚園の子どもたちや、お年寄りの方たちを見かけることも多く、金町らしい雰囲気がいいなと思う。建物は全体的に新しくてキレイで、雰囲気も個人的には理科大の3キャンパスの中で一番好きだ。そんな葛飾キャンパスの中でも私のお気に入りは図書館。授業や研究に関する本や雑誌を探して読んだり、友達とテスト勉強をしたり…。快適に勉強ができる環境が整っていると思う。

森島実奈美

食堂から研究室へ戻り、夕方まで実験をしてから、帰りに図書館に立ち寄った。葛飾キャンパスでの大学生活が始まってから、私は授業の空きコマや放課後などは図書館で過ごすことが多いが、今日は所属するボランティア団体の仕事をすることに。
2年生のときから、理系学生向けの海外インターンシップをサポートする国際NGO団体の日本支部に所属していて、私はそこで学生ボランティアとして広報を担当している。学生に向けて海外インターンシップに関する情報を発信するのが主な仕事で、イベント告知用のポスターやSNSに投稿する画像も学生が主体となって作っている。もともと、授業の発表などに使う資料を見やすく理解しやすいように作ることにこだわりがあって、それをきっかけに色使いやレイアウトのデザインに興味を持つようになった。文字のサイズや色使い、情報の配置などの工夫が、内容を伝えるために重要なことだと気付いてからは、インターネットや無料のオンライン講座などでデザインの勉強を学業と両立しながら少しずつ継続している。見る人にとって分かりやすいデザインを追求することにやりがいを感じ、ボランティア団体でも広報で扱う素材やポスター作成に携わるようになった。最近はモーショングラフィックス(画像やグラフィックに動きを加えた動画)にもチャレンジしている。
図書館はノートパソコンで作業できるスペースもたくさんあるし、静かに一人で勉強したり複数人で議論したり、シチュエーションによって様々な利用の仕方ができるようにエリアが分かれているので、ボランティアの仕事をするのにもぴったりだ。

森島実奈美

図書館での作業を終えたら今日はまっすぐ帰宅。もともと漠然とバイオテクノロジーを勉強したいと考えていて、勉強や研究活動に熱心な人が多い環境で大学生活を送りたいと思って理科大に入学した。この4年間で幅広い専門知識を習得できて、充実した研究生活を送っているな、とあらためて思う。このまま理科大の大学院へ進学して、引き続き生態系への影響を最小限にした遺伝子組み換え農作物の開発に応用できるような研究に取り組みたいと思っている。将来どんな仕事をしたいかはまだ考え中だが、大学生の間にチャレンジした経験をもとに、どんな人間になりたいのか、どんなことをしていきたいのか、しっかり考えつつ、今は卒業研究に専念するつもりだ。