お酒と健康

お酒について

お酒は古くから「百薬の長」とも言われ、適量ならば食欲を高め、疲労回復や精神的リラックス、動脈硬化の予防などの効果がありますが、飲み過ぎは健康を損ねますので注意が必要です。

飲みすぎると・・・

体に入ったアルコールはアセトアルデヒドという有害物質に変化し肝臓はこれを無害な二酸化炭素と水に分解します。アルコールの90%は肝臓で処理され、尿などで排泄されるのは10%にすぎません。そのため大量の酒を飲みつづけると肝臓が疲労して、有害物質の処理がうまくいかなくなってしまいます。

アルコール性脂肪肝⇒アルコール性肝炎(食欲減退・腹痛・吐気)⇒アルコール性肝硬変(肝硬化・肝繊維症)・肝癌これらの肝機能障害の他に、消化器系の障害(胃炎・胃潰瘍)や生活習慣病(肥満・糖尿病・高血圧・高脂血症・痛風など)を助長し、脳の障害を引き起こす危険があります。

お酒との上手なつきあい方

まず、体質を知りましょう。保健管理センターでアルコールパッチテストができます。

  1. 適量できりあげましょう
    「酔ってないから大丈夫。まだいける!」は禁物です。適量は日本酒なら1日2合、ビール中瓶2本弱、ワインはグラスで3杯くらいとされています。ただし、毎日は駄目、休肝日をとり肝臓を休めましょう。意外と少ないと思われるかもしれませんが、体重60kgの人が1合のお酒を肝臓で処理するのには3時間かかると言われています。当然飲みすぎたアルコールは、処理しきれず翌朝まで・・・辛いですね。
  2. 自分のペースで楽しく飲む
    一気飲みや、お酒の強制は絶対に駄目です。血中アルコール濃度が急上昇し、死に至る危険があります。お酒は雰囲気を楽しんでゆっくり味わえばストレス解消にもなりますが、憂さ晴らしにはむきません。
  3. 食べながら飲みましょう
    アルコールの処理には大量のブドウ糖が必要です。良質のタンパク質は、胃を守り肝臓の負担を軽くします。またビタミンB群は、吸収したアルコールの分解を手助けします。脂っこいものばかりでは、胃に負担をかけ悪酔いや、肥満のもとになりますので注意しましょう。
  4. 強いお酒は割って
    強いアルコールは胃を刺激し、胃炎や潰瘍の原因になります。また、血液中のアルコール濃度が高くなると、脱水状態になることもあります。薄めて飲むか、ソフトドリンクを別に飲むように心がけましょう。
  5. 定期検診を受けましょう
    肝臓は、「沈黙の臓器」と言われ機能が80%以上低下するまで自覚症状があらわれません。異常を早期発見するためにも定期検診が大切です。

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