パニック障害

パニック障害とは

かつては、不安神経症と呼ばれていた病気で,1992年にWHOにその病名が登録されました。100人中3人から4人に発生する決して珍しい病気ではありませんし、早めに適切な治療をすればよくなる病気です。でもパニック障害だとわからずに放置しておくと慢性化する場合があります。

症状は?

特別な原因やきっかけもなく、突然発作をおこします。
例)激しい動悸、脈が速くなる、息苦しい、めまい、ふるえ、吐気などを伴う強い不安、死んでしまうのではないかと思うほどの恐怖感を感じます。これらの症状は数分から数十分続いておさまり、救急車などで病院に着いて検査する頃には異常がないと言われてしまう。でも、何日かするとまた発作をおこし、次第にまた発作がおこるのではないかという不安(予期不安)が発展し、誰かと一緒でなければ外出もできない(広場恐怖)ようになる人もいます。
非常に激しい発作ですが、決してパニック障害で命を落とすことはありません。だからといって「気をしっかり持てば大丈夫」とか、発作の起こる数十分さえ我慢すれば・・・と放置してしまうと症状が悪化し、回復に何年もかかってしまいますので要注意です。

治療は?

まず、病気を認め、本人や周囲の人が正しい理解を持つことが大切です。精神科等専門医の治療を受けましょう。単なる気のせい、性格だと放置したり、専門外の医師の場合自律神経失調症などとして漫然と投薬を続けてしまうことがあります。パニック障害の場合は、抗不安薬等を使って発作をおこさなくする治療を行います。薬の副作用を心配して、発作がおきても我慢すればいいと考え、薬を勝手に減らしたりやめてしまう人がいますが、中断して再発すると一から治療をやり直さなければなりません。副作用等について心配であれば、主治医に相談してみましょう。

ページのトップへ