図書館用語集

D

DDC
(ディディシー)
「デューイ十進分類法」Dewey Decimal Classificationの略称。DCと略されることもあり、DC21とはデューイ十進分類法の第21版のこと。

I

ILL
(アイエルエル)
Inter Library Loanの略称で図書館間での資料の相互貸借のこと。
ISBN
(アイエスビーエヌ)
「国際標準図書番号」International Standard Book Numberのこと。1つの図書に付与された一意の番号表記のことで、出版国、出版社コード、書籍の管理番号、チェックディジットをハイフンで結び合計10ケタの番号で表現される。
ISSN
(アイエスエスエヌ)
「国際標準逐次刊行物番号」International Standard Serial Numberのこと。1つの雑誌に付与された一意の番号表記のことで、7ケタの数字と1ケタのチェック数字の計8ケタの番号で表現される。

L

LCCN
(エルシーシーエヌ)
「LCカード番号」Library of Congress Card Numberのこと。下2ケタの西暦年と割当番号によって構成される。

M

MARC
(エムエーアールシー)
Machine Readable Catalogの略称。コンピュータ上で読み取り可能な形式に保存されたデータファイルのこと。MARCフォーマットの原形は米国の議会図書館が開発したLC-MARCである。

N

NACSIS CAT
(ナクシスキャット)
NACSIS CATとは文部省学術情報センターの提供する目録、所在情報サービスの略称で、国内の大学図書館を中心とする図書、学術雑誌についての総合目録データベースを形成するシステムのこと。
NACSIS ELS
(ナクシスエルス)
学術情報センター(NACSIS)の進める電子図書館システム(実験)のこと。総合目録データベースの提供と学術雑誌の電子的な配付(ドキュメントデリバリー)の統合サービスをインターネット経由で提供する。
NACSIS ILL
(ナクシスアイエルエル)
大学図書館間での文献複写、資料の相互貸借を支援する電子的なメッセージ交換システム。[参照:ILL]
NACSIS Webcat
(ナクシスウエブキャット)
全国の大学図書館等が所蔵する図書、雑誌の総合目録データベース及びRECONファイルをWWW上で検索できるシステム。
NBN
(エヌビーエヌ)
National Bibliography Numberの略称。「全国書誌番号」のこと。国立国会図書館が付与するJP番号が代表的なNBNである。
NDC
(エヌディシー)
日本十進分類法(Nippon Decimal Classification)のことで、国内で最も使われている。最新版は9版が刊行されており、デューイ十進分類法の考え方を多く取り入れている。

O

OPAC
(オーパック)
Online Public Access Catalogの略称。コンピュータ上で検索できるように構成された目録情報のデータベースのこと。

S

SINET
(エスアイネット)
Science Information Networkの略称。国立大学を中心とした学術情報ネットワークを形成するバックボーンネットワークである。

U

UCS
(ユーシーエス)
Universal Multiple-Octet Coded Character Setの略称。「国際符号化文字集合」と訳される。2バイトコードを含めた世界的に共通なコード体系の文字セットで、1993年にISO、1995年に JISでそれぞれ規格制定された。この文字セットがUCSフォント。
UIP
(ユーアイピー)
User Interface Programの略称。NACSIS-CATシステムを使用するための専用の通信プログラムのこと。「Fusion」ほか各種のUIP製品がある。

W

Webcat
(ウエブキャット)
[参照:NACSIS Webcat]

Z

Z39.50
(ジーサーティナインフィフティ/ゼットサンキュウゴウマル)
ネットワーク上での情報検索のためのプロトコル規格。クライアント-サーバー環境で複数の情報サーバー間の検索を容易にする規格として開発される。1988年にANSIにより認証され、米国の国家規格(NISO)となる。

一次資料
(イチジシリョウ)
学術研究、調査研究において発生するペーパー、レポート、データソースなどの一次的な文献それ自体をいう。
引用文献
(インヨウブンケン)
論文等の文章中に引用している文献のこと。表示場所は引用箇所のすぐ後や章ごと、巻末にあることが多い。引用文献の表示は明確にしなければならない。

延滞
(エンタイ)
貸出期限内に返却しないこと。罰則として延滞期間に相当する期間、貸出を禁止します。
延長
(エンチョウ)
一度借りた資料を続けて借りること。先に予約が入ってなければ延長することができます。

オンライン目録
(オンラインモクロク)
[参照:OPAC]
奥付け
(オクヅケ)
書物の終わりにつける、著者、著作権者、発行者、印刷者の氏名、発行年月日、定価等を記載した部分。目録を作成する時の重要な情報源です。
親書誌
(オヤショシ)
NACSIS-CATシステムにおいて当該の書誌レコードよりも上位の書誌として作成されたレコード(叢書の個々の巻号からみた叢書名など)のこと。当該書誌レコード(子書誌レコード)から親書誌レコードへのリンクが形成される。

カード目録
(カードモクロク)
カードに記入した図書の目録のこと。現在はOPACで所蔵検索ができますが昔はカード目録で探していました。
開架式
(カイカシキ)
利用者が直接書架から自由に図書資料を選んで利用できる公開書架方式。
改訂版
(カイテイバン)
既刊図書の誤りを訂正したり新しい資料を付加したりした新版の図書。
学術雑誌総合目録
(ガクジュツザッシソウゴウモクロク)
学術雑誌について国内の大学で所蔵する雑誌タイトル、巻号を収録した総合目録のこと。冊子体、CD-ROM、オンライン目録などでの検索が可能になっている。
加除式
(カジョシキ)
各紙葉が分離し加除自在のルーズリーフ式構造。現行日本法規などがそうです。

紀要
(キヨウ)
主に大学、学術団体などで刊行する研究論文等。
禁帯出
(キンタイシュツ)
館外への貸出を禁止している参考図書類。資料の背に貼ってある赤い「禁帯出」シールの資料は貸出できません。

欠号
(ケツゴウ)
雑誌などの揃物である号が欠けているもの。
件名標目表
(ケンメイヒョウモクヒョウ)
資料の主題を表現する用語をある体系のもとに編集した一覧表のこと。基本件名標目表(BSH)、議会図書館件名表(LC Subject Headings)など様々の種類がある。

子書誌
(コショシ)
[参照:親書誌]
コピーカタロギング
(コピーカタロギング)
目録作成の際、他のレコードを流用してデータを効率良く作成する一連の作業のこと。

参考図書
(サンコウトショ)
利用者に知識、情報を提供する即時参考用とされる事典、辞書、年鑑類など。
参考文献
(サンコウブンケン)
研究や調査目的のために参考となる文献資料。
参照ファイル
(サンショウファイル)
NACSIS CATにおいて目録作成の負荷を軽減するため、外部機関が作成した書誌情報を参照できるようにしたもの。US-MARC、TRC MARC、Japan MARCなど多様な参照ファイルがNACSIS-CATシステム内に参照ファイルとして蓄積されている。[参照:MARC]

シソーラス
(シソーラス)
語彙の意味に従って語句を配列した一覧表。1つの語彙についての関連する語句を通覧でき、語彙間の意味の関連をたどることができる。主題領域に応じて各種のシソーラスがある。
書誌
(ショシ)
個々の資料を識別できるように著名、著者名、出版社などの事項を一定の方式にしたがって記述、配列したリスト。
所蔵
(ショゾウ)
ある書誌がその図書館に所有されていることを示すデータ(あるいはその一群のレコード)。
新CATシステム
(シンキャットシステム)
学術情報センター(NACSIS)で進められているCATシステムの新しい通信方式。CATPというプロトコルでNACSISのサーバーと参加館とのデータのやり取りを行う。ハンドルおよびフレームという処理方式が新しく導入される。
新着図書
(シンチャクトショ)
新しく図書館に受け入れられた図書のこと。新刊図書だけではない。新着図書コーナーに一定期間配架しています。

請求記号
(セイキュウキゴウ)
資料が配架されている位置を示す記号。上から分類記号、著者記号、巻冊記号となっています。
製本雑誌
(セイホンザッシ)
雑誌類何冊かを綴じあわせて扱いやすいように一冊にまとめたもの。製本すると配架場所が変わることもあります。
責任表示
(セキニンヒョウジ)
ある文献の著作者についてその役割、関与の度合いなどを表現した個人や団体についての記述。著者、編者など様々の区分がある。
絶版
(ゼッパン)
品切れで重版しないこと。

相関索引
(ソウカンサクイン)
NDCDDCなどの分類表内での用語だけではなくその同義語や類語を含めて語句と分類番号との関連を配列した一覧表。分類表内での語彙を補完し、適切な分類番号に到達するための補助的な役割を持つ。
総合目録
(ソウゴウモクロク)
2館以上の図書館の書誌/所蔵情報を収録した目録データベースのこと。英語では「Union Catalog」という。NACSIS CATは国内の大学を中心とするナショナルレベルの総合目録である。
蔵書
(ゾウショ)
図書館などが所蔵する図書館資料。

逐次刊行物
(チクジカンコウブツ)
終期が予定されてなく継続的に発行される出版物。雑誌、紀要、新聞、年鑑、統計書など。
著作権
(チョサクケン)
著作物の著作者がその著作物を独占的に利用し、利益を受ける権利、またはその権利を保護する制度。図書館の利用に際しては「著作権について」を留意の上ご利用ください。

典拠ファイル
(テンキョファイル)
標目となる書誌上の項目についてその確定した記述表現および他の典拠形との関連を指示したデータファイルのこと。標目の種類によって著者名典拠ファイル、統一書名典拠ファイルなどに分けて保存される。
典拠管理
(テンキョカンリ)
著者名、統一書名などの典拠ファイル上のデータを維持管理する一連の作業をいう。標目とすべきデータの表現形式を記録、確定し、他の標目との関連についても記述する。

二次資料
(ニジシリョウ)
一次資料をある体系のもとに加工、分析を施した二次的な情報の集まり。雑誌論文の抄録、索引、目録、人名録などがある。

年鑑
(ネンカン)
ある事柄に関する1年間の事件、統計などを載せ、情報を提供する年1回の定期刊行物。

ノイズ
(ノイズ)
検索結果のうち不要な情報、データのこと。

白書
(ハクショ)
政府や地方公共団体が出す公的報告書。

標目
(ヒョウモク)
ある書誌についてそれを検索する際に用いられる書誌上のデータのこと。書名、著者名、分類、件名などがそれぞれその書誌についての標目となる。

フルテキストデータベース
(フルテキストデータベース)
文献の内容全体を通覧できるようにしたデータベースおよびそのシステム全体。
分類
(ブンルイ)
その図書についての主題内容を表現する数字や記号(の体系)のこと。分類の体系である分類法にはNDCDDC、米国議会図書館分類法など様々のものがある。

マイクロフィッシュ
(マイクロフィッシュ)
図書などのページを縮小撮影したマイクロフィルムを収めた整理用シートフィルムのこと。
マイクロフィルム
(マイクロフィルム)
図書などのページを縮小撮影したロールフィルムのこと。

(リンク)
NACSIS CATシステムにおいて「リンク」とは目録情報のレコードがファイル間で関連付けられていること。書誌レコードにおける著者名典拠レコードとのリンクなど。リンクはLINKTOコマンドによって形成される。
略語
(リャクゴ)
綴りを短縮する方法のこと。文献複写の申込みには出来る限り完全な綴りを書いてください。

レファレンス
(レファレンス)
参考業務ともいう。利用者の求めに応じて図書館職員が資料の検索や提供などのサービスを行うこと。

ページのトップへ