館長挨拶

令和元年10月より大学図書館長に就任した築山光一です。

現在本学の図書館は、神楽坂、野田、葛飾、長万部の4キャンパスに設置されています。さらに神楽坂キャンパスには、平成28年4月に久喜キャンパスから富士見校舎に移転した経営学部の図書室として富士見図書室が設置されています。蔵書数は約90万冊、理工系大学としては国内最大規模です。また、年間貸出総冊数も約25万冊を数え、理工系大学としては日本一です。
私の学生時代は、自身の研究テーマに関する文献を見たいときには、まず図書館に足を運んだものです。書架の中から該当するジャーナルを探し、その中から必要部分をコピーし、研究室に持ち帰って勉強する、というスタイルが普通でした。しかるに今やほとんどの書物やジャーナルは電子化され、ネットワークの中に蓄積され、研究室からキーボードを叩くだけで簡単にダウンロードできてしまいます。 TUS VISION 150において「世界をリードする研究拠点」を目指す本学は、電子ジャーナルや電子ブック等の学術情報の質と量をさらに高めるための努力をしていかなければなりませんが、このような時代に図書館の魅力とは何なのでしょうか。 図書館は宇宙や自然にかかわる原理や真理を追い求めてきた、あるいは社会を豊かにするための様々な創意工夫を重ねてきた、これまでの人間の「知の世界」を最も身近に感じることのできる場だと私は考えます。 少しでもこのような理想に近づくことができるよう微力ながら努力してまいりますので、利用者の皆様のより一層のご支援をお願いいたします。


東京理科大学図書館館長: 築山 光一 (理学部第一部化学科 教授)

ページのトップへ