セミナー「知のフロンティア」第2回を開催(12/4)

2018.12.04

12月4日(火)に葛飾キャンパスで、教養教育センター主催のセミナー「知のフロンティア」第2回が開催され、本学学生・教職員合わせて約60人の参加がありました。
第2回目は、京都大学人文科学研究所准教授の藤原辰史先生をお招きして、「「学問の自由」を自由に考える ~京大「タテカン」問題」というタイトルでお話しいただきました。

第一部では、藤原先生からタテカンとはどういうものなのか、そこで問題にされている問題とは何なのか、また立て看規制に賛成する市民との対話から見えてきたことなどについてお話しいただき、さらに京大で実際に作られた興味深い立て看の一部を、見せていただきました。

第二部では、本学の木名瀬高嗣先生(工学部教養准教授)が、立て看の歴史的変化について「身体性」や「暴力」という観点から読み解き、鋭い問題提起をされました。その後、藤原先生、木名瀬先生、愼蒼健先生(教養教育センター長)の3名が登壇し、主として立て看のタテカン性について議論が展開され、参加した学生たちから、「立て看の身体性が消滅しても継承できることはないのか」、「なぜ大学はそこまでして立て看を規制するのか」など積極的な質問があり、セミナー終了は21時でしたが、その後も藤原先生を呼び止めて質問する学生が何人も出るなど、最後まで盛り上がりました。

参加者からは「立て看からここまで議論を広げられることに驚いた」、「自分の身の回りの「自由」をもう一度見つめ直し、確実に守っていこうと感じました」などの感想が寄せられ、現代社会の「最先端」を知るたいへん良い機会となりました。