体験を通じた最先端の理数系総合指導力の向上
    【科目教科:数学】

総合教育機構 理数教育研究センター/教職支援センター

平成26年8月21日(木)~24日(日)  3泊4日

※受講者の募集はJSTのHPをご確認ください ⇒ 受講者の募集は終了しました。

活動内容


 科学技術創造立国を標榜する日本にとっては、理数に強い人材の育成が必須であり、その理数力は初中等教育のありようによって決定されるものです。とりわけ高等学校段階における理数力の育成が、重要な位置を占めます。 また、日本の理数教育を中等教育段階で担う高等学校・中学校の教員は、日頃、多忙な業務の中、教科指導力を向上させるために、教育委員会が主催する研修や、教員間で独自に立ち上げた研修会などで、日々研鑽を積んでいる現状があります。        
 本学は、明治14(1881)年の創立以来、「理学の普及を以って国運発展の基礎とする」との建学の精神を掲げ、長年、理数教員の養成に関わっており、理学の普及に大きな役割を果たしてきました。今なお、その伝統は引き継がれており、各学科の専門教育を基盤とした専門性の高い理数教員の養成が行われております。そうした中で、理数教員が最先端の科学技術に触れることや生徒の才能を伸ばすための指導法の大切さを実感しております。        
 例えば、文部科学省が指定するスーパーサイエンスハイスクール(SSH)において先進的な理数教育を実施する高等学校や中高一貫教育校では、理科や数学の創造性、独立性を高める指導方法が行われていますが、一方で体験を通して得る深い科学的思考の育成や、プレゼンテーション能力、課題発見力、課題解決力の指導(教育)不足等が問題点として挙げられています。自ら科学的思考を展開する力を持ち、生徒のプレゼンテーション能力を伸ばしSSHにあるような課題研究を構築することに対応できる教員が育たなければ、世界に通じるような理数教育は行えないと考えております。        
 こうしたことから、本プログラムのねらいを以下の3つとしました。        
       
(1) 国の将来を担う人材を育成できるような理数系教員の総合指導力の向上        
(2) プレゼンテーション能力、課題発見力、課題解決力などについて、ディスカッション、グループワーク、プレゼンテーションを通じ、実体験していただく        
(3) 理数分野における最先端の分野横断・融合的な研究を紹介し、学校現場で応用できる実験(演習)を行っていただく        
       
  また、受講者が学校現場に戻った後は、本プログラムで形成する教員間及び本学とのネットワークを活かし、地域において理数教育の中核的な役割を果たす人材になることを期待しております。        
 その一助として、現職教員及び教員を志望する学生を対象としたシンポジウムを開催し、受講者がサイエンス・リーダーズ・キャンプで修得した内容をもとに、学校現場において実践した内容等の成果発表を行うことにより、合宿で得た内容と学校現場における取組みについて往還を図ります。        

会場

東京理科大学 神楽坂キャンパス
〒162-8601
東京都新宿区神楽坂1-3
■JR総武線、地下鉄有楽町線、東西線、南北線飯田橋駅下車 徒歩3分
■大江戸線飯田橋駅下車 徒歩10分

スケジュール

【1日目:8月21日(木)】
時間 内容 場所
14:00 集合 神楽坂キャンパス
1号館17階記念講堂
14:00~15:00 開講式 オリエンテーション
(本プログラムの趣旨説明、講師紹介、日程説明)
1号館17階記念講堂
15:10~16:10 講義1
【数学を体験させる教授法】
総合教育機構理数教育研究センター長 秋山 仁
1号館17階記念講堂
16:10~16:40 講義1に関するディスカッション
総合教育機構理数教育研究センター長 秋山 仁
1号館17階記念講堂
16:50~18:50 グループワーク1
【事前課題〔数学教育の現状と課題~学校現場から見た自身の勤務先の事例をもとに〕をもとにプレゼンテーション1に向けた準備】
1号館17階大会議室
19:30~21:30 参加者交流会1 ポルタ神楽坂6階
理窓会倶楽部

【2日目:8月22日(金)】
時間 内容 場所
8:30~10:30 プレゼンテーション1
【事前課題をもとに発表及び情報共有】
1号館17階大会議室
10:40~12:30 施設体験(見学)
【体験的数学~自ら触れて自分の授業を見直そう~】
総合教育機構理数教育研究センター長 秋山 仁
理学部第一部数学科教授 眞田 克典
学務部学務課(神楽坂) 山口 康之
数学体験館
近代科学資料館
12:30~14:00 休憩
14:00~18:00 演習1
【数学体験館での参加・体験型授業の展開(教材・教具の作成)】
総合教育機構理数教育研究センター長 秋山 仁
理工学部教養教授 伊藤 稔
学務部学務課(神楽坂) 山口 康之
2号館4階
241、242教室

【3日目:8月23日(土)】
時間 内容 場所
8:30~10:30 演習2
【様々な教材・教具の開発とその活用法について】
総合教育機構理数教育研究センター長 秋山 仁
理工学部教養教授 伊藤 稔
2号館4階
241、242教室
10:40~12:40 演習3
【数学の図形フリーソフトGeoGebraを用いた体験・発見】
理学部第一部数学科教授 清水 克彦
1号館17階大会議室
12:40~14:00 休憩
14:00~15:30 パネルディスカッション
【体験者から学ぶ数学最先端】
理工学部情報科学科教授 戸川 美郎
理学部第一部数学科教授 岡 睦雄
工学部第一部経営工学科教授 仁木 直人
1号館17階記念講堂
15:40~16:40 講義2
【理数分野の研究の広がりとおもしろさ】
東京理科大学長 藤嶋 昭
1号館17階記念講堂
16:40~17:10 講義2に関するディスカッション
東京理科大学長 藤嶋 昭
1号館17階記念講堂
17:20~19:00 グループワーク2(1)
【本プログラムを通じて得た知識、技能等をまとめ、プレゼンテーション2のための準備】
・ 数学の定理や概念を教具やソフト等を用いて解説するミニ授業(5~7分)を行う(映像を作成)
2号館3階教室
8号館3階教室
19:30~21:30 参加者交流会2 アグネスホテル アンド アパートメンツ東京
地下1階アグネスホール

【4日目:8月24日(日)】
時間 内容 場所
8:30~10:30 グループワーク2(2)
【本プログラムを通じて得た知識、技能等をまとめ、プレゼンテーション2のための準備】
・ 数学の定理や概念を教具やソフト等を用いて解説するミニ授業(5~7分)を行う(映像を作成)
2号館3階教室
8号館3階教室
10:40~12:40 プレゼンテーション2、意見交換
【本プログラムを通じて得た知識、技能等をまとめ、作成した映像をグループごとに発表し、参加者全体で共有する】
1号館17階大会議室
12:40~13:45 休憩
13:45~14:00 閉講式 1号館17階大会議室

宿泊場所

アグネスホテル アンド アパートメンツ東京
東京都新宿区神楽坂2-20-1
本学より徒歩1分