盲人用算木

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 明治から大正時代にかけて用いられた盲人用改良算木。各算木の四面には数 を表す特殊な溝柄が彫られていて、一つの枠内にある二本の算木で十進数の一 桁を表現した。計算はすべてこの木箱の枠内で算木の面を替えながら行われた。