算木



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 江戸時代中期の一般計算用小型算木と算盤。木箱入りで、同数の色違い(黒と赤)の算木197本(200本のうち3本は紛失したと思われる)が、仕切られた空間部分には紙でできた算盤が折畳んで収納されており、この算盤上に算木 を並べて計算した。裏蓋に延享第三春(1746)富田宗勝の記載がある。