近年社会の大きな流れとして、ビックデータから価値ある情報を生み出し、様々な意思決定の局面において、データにもとづいて合理的な判断を行うことを可能とするデータサイエンスに関する能力が求められています。そのような社会的なニーズを背景にデータサイエンスに係る知識・技術を取得できるデータサイエンス教育プログラムを2019年度に全学でスタートしました。
データサイエンス教育プログラムとは、理学系・工学系・数学系・薬学系など幅広い研究領域を持つ本学の特徴を生かし、在籍するキャンパス、学部・学科に関わらず、数学系、情報系等のデータサイエンスに関する授業科目を履修することを可能とした、「学部横断型プログラム」です。
本プログラムに関する科目の単位取得により条件を満たした場合には、本学オリジナルの「データサイエンス認証書[基礎](Data Science Certificate [Basic])」を授与します。
5つの各分野[①数学、②統計学、③情報学、④データサイエンス、⑤その他(学科特有のデータを扱う授業)]からそれぞれ4単位をB評価以上の成績で合格(合計20単位)すること。
分野 | 定義 |
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①数学 | 微分積分と線形代数に関する内容を含む科目を配置する分野 |
②統計学 | 統計学に関する内容を含む科目を配置する分野 |
③情報学 | プログラミング言語を一種類以上学修できる科目を配置する分野 |
④データサイエンス | ITを利用してデータ解析を学修できる科目を配置する分野 |
⑤その他 (学科特有のデータを扱う授業) |
学科特有のデータの扱い方を学修できる科目を配置する分野 |