昆 俊亮

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コン シユンスケ

昆 俊亮講師

KON Shunsuke

東京理科大学 研究推進機構 生命医科学研究所

生命医科学研究所 発生及び老化研究部門 腫瘍生物学専攻分野

連絡先 〒278-8510  千葉県野田市山崎2641
TEL : 04-7124-1501 (代表)   内線:6111
TEL : 04-7121-4053 (直通)
FAX : 04-7121-4053
kon44@rs.tus.ac.jp
ホームページURL https://konshunsukelab.wixsite.com/rs-tus
出身大学
2003年  東北大学  工学部  化学バイオ科  卒業
出身大学院
2008年  東北大学  生命科学研究科  生命機能科学専攻  博士課程 修了
取得学位
東北大学  博士(生命科学)  課程
研究経歴 2008-2013 東北大学加齢医学研究所
クラスリン小胞形成を制御する分子であるARF GAPファミリー(SMAP1/2)の生体内機能の解析に従事

2013-2018 北海道大学遺伝子病制御研究所
正常上皮細胞とがん変異細胞との細胞競合に関する研究に従事
研究職歴 200804-200903 東北大学 加齢医学研究所 免疫遺伝子制御分野 博士研究員
200904-201306 東北大学 加齢医学研究所 免疫遺伝子制御分野 助教
201307-201706 北海道大学 遺伝子病制御研究所 分子腫瘍分野 助教
201707-201803 北海道大学 遺伝子病制御研究所 分子腫瘍分野 講師
性別
生年月 1979年 11月
研究キーワード 腫瘍発生学
研究分野
腫瘍生物学
研究課題
腫瘍リンパ管新生
がん細胞と正常間質細胞との相互作用
がん変異細胞と正常上皮細胞との細胞競合
受賞
2018年 5月 25日
Best Articles of the Year
2018年 3月 3日
血管生物医学若手最優秀賞
2017年 6月 14日
日本細胞生物学会若手最優秀賞
2014年 9月 6日
がん若手ワークッショップ最優秀演者賞
2014年 1月 17日
東北大学加齢医学研究所研究奨励賞
学会活動
2019年 6月 24日 ~ 2019年 6月 24日
日本細胞生物学会 第71回 日本細胞生物学会 若手最優秀発表賞 選考委員
客員教授
専攻分野 腫瘍生物学
研究分野 腫瘍発生
固形がんの大多数は上皮細胞から発生しますが、元来、上皮細胞層は抗腫瘍的な環境が整備されています。ある日突然にがん変異細胞が上皮層に出現すると、周辺の正常細胞は変異細胞を認識し、管腔へと排除します(細胞競合)。私たちは、細胞競合によってがん変異細胞が排除されることを哺乳類生体内で実証してきました。一般的に、がんは複数の遺伝子変異の蓄積によって進行することが知られているため(多段階発がん)、遺伝子変異の蓄積によって細胞競合による排除効率がどう変化するのかに興味をもって現在取り組んでいます。また、個体の組織・器官は様々な細胞種によって構成されていますが、分化度といった細胞の性状の違いによる細胞競合の機能差についても解析を進めています。一方、細胞競合による排除圧に対して抵抗性を獲得したがん細胞は、基底膜を破壊し、間質内へと浸潤します。このような悪性化したがん細胞が誕生したときの間質内での挙動(正常間質細胞との細胞間相互作用)を追跡することにより、がんの本態に迫りたいと考えています。
研究テーマ
  1. ・がん変異細胞と正常上皮細胞との細胞競合 ・がん細胞と正常間質細胞との相互作用 ・腫瘍リンパ管新生

     個体の発生と発がんに多くの共通項を見出すことができるという事実は、生命体が誕生し生命活動を営み続ける限り、常に発がんリスクと対峙していると解釈することができます。しかしながら、個体発生の原理・原則は比較的体系化出来るのに対し、発がんは分散的事象である要因は明確に説明されていません。例えば、個体を構成する組織・器官のどの細胞ががん化しやすいのか?またがん化した細胞は、その誕生直後にどうなるのか?など未だ腫瘍発生学において未解決な課題がたくさん残されております。私たちの研究室では、がん細胞が産生されたときの生体内反応を中心に、発がん研究に取り組んでいます。