斎藤 顕宜

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サイトウ アキヨシ

斎藤 顕宜教授

SAITOH Akiyoshi

東京理科大学 薬学部 薬学科

薬理学研究室

連絡先 〒278-8510  千葉県野田市山崎2641
TEL : 04-7124-1501 (代表)
akiyoshi_saitoh@rs.tus.ac.jp
ホームページURL https://yakurisaitohlab.jimdofree.com/
出身大学
星薬科大学  薬学部  卒業
出身大学院
星薬科大学  薬学研究科  修士課程 修了
取得学位
星薬科大学  博士(薬学)  論文
研究経歴
研究職歴 199604-200212 東レ株式会社 医薬研究所 研究員
200301-200505 星薬科大学 薬物治療学教室 助教
200506-200609 星薬科大学 薬物治療学教室 講師
200610-200904 TTI・エルビュー株式会社 基礎研究部・DDS事業部 副部長
200905-201803 国立精神・神経医療研究センター 精神保健研究所 室長
研究キーワード 精神薬理学
研究分野
薬理系薬学 (創薬薬理、神経科学、行動薬理、向精神薬、抗うつ薬、抗不安薬)
研究課題
情動神経回路の理解に基づいた病態モデル動物の開発
オピオイド受容体をターゲットとした新規向精神薬の創薬
受賞
2017年 2月 20日
国立精神・神経医療研究センター 精神保健研究所 優秀発表賞
2016年 2月 29日
国立精神・神経医療研究センター 精神保健研究所 優秀発表賞
2012年 4月
中富健康科学振興財団 研究助成
2011年 4月
精神・神経科学振興財団 調査研究助成
1999年 12月
東レ株式会社 研究本部長賞
学会活動
2022年 4月 1日 ~ 2023年 3月 31日
日本アカデミック・ディテーリング研究会 学会理事等
2020年 11月 10日 ~ 2023年 11月 30日
公益社団法人 日本薬理学会 代議員
2019年 8月 1日 ~ 2023年 3月 31日
日本不安症学会 評議員
2018年 4月 1日 ~ 2022年 3月 31日
日本薬理学会 評議員
2015年 4月 1日 ~ 2023年 3月 31日
神経行動薬若手研究者の集い 世話人
2011年 4月 1日 ~ 2023年 3月 31日
鎮痛薬・オピオイドペプチド研究会 世話人
2010年 4月 1日 ~ 2023年 3月 31日
日本神経精神薬理学会 評議員
客員教授
グループ バイオ
研究・技術キーワード 中枢薬理、薬効解析、疾患動物モデル、薬理作用探索
研究・技術テーマ
  • オピオイドδ受容体をターゲットとした抗うつ薬・抗不安薬開発
  • 疾患モデル動物を用いた新規向精神薬・依存症治療薬開発
  • リポジショニング創薬開発
  • 波動(超音波・電磁波)の精神・神経活動に及ぼす影響
  • 情動調節に関わる神経回路の解明
研究・技術内容 既存のモノアミン系抗うつ薬には、治療効果発現までに数週間かかること、治療効果発現の前に副作用(消化器障害・性機能障害)が認められること、約3割の患者に治療抵抗性が認められる。また、既存のベンゾジアゼピン系抗不安薬には、精神依存性、健忘作用、運動障害といった副作用が問題とされており、特に、健忘作用は、認知症との識別を困難とさせること、運動障害は、転倒のリスク増加につながることから、高齢者への処方に大きな制限となっている。これらの副作用は、既存治療薬の作用機序(GABA神経系、モノアミン神経系)由来であることが明らかとなっており、現在、新しい作用機序による向精神薬開発が希求されている。興味深いことに、オピオイドδ受容体を活性化させる薬物には、上記の副作用を示すことなく、即効性の抗うつ作用・抗不安作用を示す。当研究室ではこれまで世界に先駆けてこれらのことを明らかにしてきた。現在、新規化合物の前臨床開発を行っている。当研究室では、向精神薬開発に関する動物モデルやメカニズム解析に必要な技術(電気生理実験、マイクロダイヤリシス、免疫染色、蛋白定量)に関する豊富なノウハウを有している。
産業への利用 高い安全性と確かな有効性を示した治療薬は未だ開発されておらず、大きな課題となっている。新規向精神薬開発を目指す共同研究パートナーを探している。また最近では、抑うつ・不安障害といったストレス性の精神疾患を未然に防ぐことが求められており、未病を目指した食品・環境の研究開発が盛んに行われている。オリジナルな候補物質(食品・栄養素・電磁波・超音波)を提供してくれる共同研究パートナーを探している。
可能な産学連携形態 共同研究、受託研究員受入、受託研究、技術相談および指導、国際的な産学連携への対応
具体的な産学連携形態内容 現在、新規作用機序による抗うつ薬・抗不安薬開発を産学連携のもと、複数取り組んでいる。
その他所属研究機関 研究推進機構総合研究院 脳学祭研究部門
所属研究室 斎藤研究室
所有研究装置 パッチクランプ、マイクロダイヤリシス、高速液体クロマトグラフィー、自動行動評価装置(自発運動測定装置、高架式十時迷路装置、強制水泳試験装置、恐怖条件付けストレス負荷装置、他多数)、環境ストレス負荷防音箱、各種抑うつ・不安・精神依存性の動物モデル
SDGs
専攻分野 薬理学、精神・神経薬理学
研究分野 精神薬理学、神経科学、行動薬理学
薬理学は、身体の仕組みを理解しながら、薬が持つ生体機能への影響を解析する学問です。本研究室では、心と脳の病気、例えばうつ病・不安症がなぜ起きるのかを研究しています。病気のモデル動物・組織等を用いた実験から、関与する神経回路や生体物質を明らかにし、新しい治療薬・予防法の開発を目指しています
研究テーマ
  1. オピオイド受容体をターゲットとした新規向精神薬の創薬

    当研究室ではこれまでに、オピオイドδ受容体作動薬が抗うつ作用・抗不安作用を示すことを動物モデルから明らかにしてきました。最近では、新規オピオイドδ受容体作動薬(NC-2800)を見出すことに成功しました。現在NC-2800は、新規抗うつ薬の臨床開発候補化合物として大きな期待がされています。

  2. 情動神経回路の理解に基づいた病態モデル動物の開発

  3. アルコール依存症治療薬による鎮痛・抗不安作用メカニズムの解明

    当研究室では、アルコール依存症治療薬『ジスルフィラム』に抗うつ作用・抗不安作用、認知機能改善効果があることを世界で初めて見いだしました(特願2019-136756、PCT/JP2020/036336)。ジスルフィラム(DSF)は、炎症性ケモカイン受容体CCR2受容体およびCCR5受容体に結合するマクロファージ遊走シグナル促進分子(FROUNT)を阻害します。FROUNTには癌促進分子としての役割が明らかにされているものの、不安・抑うつへの関与はこれまで報告されていませんでした。当研究室の検討からDSFには、既存治療薬で問題となっている有害作用(健忘作用、過鎮静、ふらつき、消化器障害)を示さない可能性を明らかにしました。FROUNT阻害薬には、既存治療薬とは作用機序を全く異なる安全性の高い、効果の確かな抗うつ・抗不安薬となる可能性が期待されています。

  4. 危険ドラッグの有害作用予測法の開発と作用メカニズムの解明

    精神依存関連神経回路の変化を光遺伝学+電気生理+行動試験で検証することで、報酬記憶の制御機構を解明することを目指しています。本研究の成果から、依存症治療薬の候補ターゲット分子が見いだされることが期待されます。

  5. 超音波暴露による情動調節作用の検証とそのメカニズムの解明

    齧歯類では、異性との接触や、くすぐり(快)、ストレス(不快)などにより超音波発声が観察されます。当研究室では、うつ病モデルラットへの快の超音波曝露により情動過多反応(抑うつ症状)が改善することを見いだしました。この現象は、『ハイパーソニック・エフェクト』のモデルになることが期待され、現在、その詳細な機序の解明を行っています。本研究から、新しいうつ病治療法開発を目指します。

  6. オキシトシンによる記憶・学習機能改善作用のメカニズムの解明


   授業名     開講学期    曜日時限   区分 開講学科
Basic Biomedical Science 後期 火曜5限
Basic Biomedical Science 後期 火曜5限
薬理学実習 後期 木曜3限 木曜4限 木曜5限 金曜3限 金曜4限 金曜5限 薬学科、生命創薬科学科
病院実習(Ⅱ期)(YP 前期 集中講義 薬学科
病院実習(Ⅲ期)(YP 前期 集中講義 薬学科
病院実習(Ⅱ期)(YM卒 前期 集中講義 薬学科
病院実習(Ⅲ期)(YM卒 前期 集中講義 薬学科
薬局実習(Ⅰ期)(YP 前期 集中講義 薬学科
薬局実習(Ⅱ期)(YP 前期 集中講義 薬学科
薬局実習(Ⅰ期)(YM卒 前期 集中講義 薬学科
薬局実習(Ⅱ期)(YM卒 前期 集中講義 薬学科
薬学研究発表演習1 前期~後期 前期(集中講義)
後期(集中講義)
薬学博士研究1A(斎藤 前期 集中講義 薬学研究科 薬学専攻 博士課程
薬学博士研究1B(斎藤 後期 集中講義
基礎薬物治療学特論M 後期 木曜3限 薬学研究科 薬科学専攻(修士課程) 
薬科学研究発表演習2 前期~後期 前期(集中講義)
後期(集中講義)
薬科学博士研究2A(内海・斎藤 前期 集中講義 薬学研究科 薬科学専攻 博士後期課程
Department of Pharmacoscience, Graduate School of Pharmaceutical Sciences  
薬科学博士研究2B(内海・斎藤 後期 集中講義 薬学研究科 薬科学専攻 博士後期課程
Department of Pharmacoscience, Graduate School of Pharmaceutical Sciences  
薬学研究技法演習A 前期 金曜6限
Basic Biomedical Science 後期 火曜5限
Basic Biomedical Science 後期 火曜5限
薬学特別実験1A(斎藤 前期 集中講義 Graduate School of Pharmaceutical Sciences, Department of Pharmacoscience
薬学特別実験2A(斎藤 前期 集中講義 Graduate School of Pharmaceutical Sciences, Department of Pharmacoscience
薬科学研究技法演習A 前期 金曜6限
薬学特別実験1B(斎藤 後期 集中講義 Graduate School of Pharmaceutical Sciences, Department of Pharmacoscience
薬学特別実験2B(斎藤 後期 集中講義 Graduate School of Pharmaceutical Sciences, Department of Pharmacoscience
薬学研究技法演習B 後期 金曜6限
薬科学研究論文演習MB 後期 金曜1限
薬科学研究技法演習B 後期 金曜6限
薬科学研究技法演習MA 前期 金曜6限
薬科学研究技法演習MB 後期 金曜6限
薬理学総論 前期 火曜1限 薬学科、生命創薬科学科
薬理学実習 後期 木曜3限 木曜4限 木曜5限 金曜3限 金曜4限 金曜5限 薬学科、生命創薬科学科
卒業研究(斎藤 前期~後期 前期(集中講義)
後期(集中講義)
早期薬科学研究 後期 集中講義 生命創薬科学科

Medicinal and Life Sciences
アカデミック・ディテーリング基礎演習 前期 集中講義 薬学科
Department of Pharmacy
薬学科卒業研究A(斎藤 前期~後期 前期(集中講義)
後期(集中講義)
薬学科
薬学科卒業研究B(斎藤 前期~後期 前期(集中講義)
後期(集中講義)
薬学科
薬学科卒業研究C(斎藤 前期~後期 前期(集中講義)
後期(集中講義)
薬学科
薬理学1 後期 木曜1限 薬学科
Basic Biomedical Science 後期 火曜5限
Basic Biomedical Science 後期 火曜5限