2024.10.07
【参加者募集】東京理科大学 新技術説明会(11/7)
2023.07.24
「有性生殖の喪失」にはメリットがある?
~イネのいもち病菌P. oryzaeの不稔化原因遺伝子を特定~
研究の要旨とポイント イネいもち病菌P. oryzaeは、本来、有性生殖と無性生殖の両方を行いますが、野外で分離されるほぼすべての菌は、有性生殖能を失い「不稔化」した株です。 この不稔化を引き起こす原因遺伝子を特定しました。また、この原因遺…
2021.11.19
本学大学院生が第20回糸状菌分子生物学コンファレンスにて第13回学生優秀ポスター発表賞を受賞
本学大学院生が第20回糸状菌分子生物学コンファレンスにて第13回学生優秀ポスター発表賞を受賞しました。 受賞者 理工学研究科 応用生物科学専攻 修士課程2年 佐藤 大元 指導教員 理工学部 応用生物科学科 教授 鎌倉 高志 理工学部 応用生…
2020.01.09
真菌と植物の攻防にみる細胞分化のメカニズム
~様々な機能・役割を持つ細胞の分化が超微量の酢酸で誘導される~
研究の要旨とポイント ●イネ科植物にいもち病を引き起こす真菌、イネいもち病菌について、感染時に形成される付着器の細胞分化が、極めて低濃度の酢酸により誘導されることがわかりました。 ●イネいもち病菌は、稲作に多大な被害を及ぼす病原菌であり、防…
2019.06.26
抗生物質 (クロラムフェニコール) の新たな作用点を発見
-植物病原糸状菌 (イネいもち病菌) を用いた薬剤ターゲットの探索から- ヒトの副作用にも関与か?
研究の要旨とポイント ●人や動物に広く使用されるが副作用のある抗生物質、クロラムフェニコールがイネに被害を引き起こす病原菌、イネいもち病菌の感染を阻害することを見出しました。 ●これまで機能が未知であったイネいもち病菌のタンパク質、MoDu…