コンクリートの課題解決を目指し 持続可能な社会に貢献する研究を

兼松研究室 4年 左近 柊彌
東京都・私立聖学院高等学校出身

今や多くの研究機関で環境配慮型コンクリートの開発が進められていますが、その性能に関してはまだまだ多くの課題があります。この課題解決を見据え、特殊な材料を使用したコンクリートの中性化の進み方を10年間にわたって観察するのが私の研究。先輩たちから受け継いできた研究成果が実証された時などには大きな達成感があります。この研究を続け、将来は持続可能な社会に貢献できるような仕事に携わりたいです。

印象的な授業は?

建築施工2

企業の協力で、建設現場やコンクリート工場、技術研究所などを実際に見学するとともに、現場で働いている方から直接話を聞くこともできます。現場を知らずに建築はできないので、どの分野に進むとしても役立つ貴重な経験ができました。

3年次の時間割(後期)って?
月 火 水 木 金 土
1
2 構造設計法
演習
3 鉄骨構造 材料防災実験 科学史
4 建築施工2 火災安全工学
5 地盤工学 世界の文学
6

設計製図の授業がメイン。実験系の授業で修士の先輩と話す機会も増え、研究室の雰囲気を理解しつつ、今後の研究や進路についてじっくり考える時間が多くなってきた時期です。

※内容は取材当時のものです。