身の回りにある疑問を追求し ワクワクする商品の開発へ

庄野研究室 4年 曽我 日向子
新潟県・県立新潟高等学校出身

高校生の時に身近な製品の多くが炭素か水素からできているということを知り、化学工学に興味を持ちました。疑問に感じたことはとことん調べたい性格で、流体の粘度を変えるキャピラリーサスペンションを研究テーマに選んだのも、化粧品のパール成分が均一に分散していることを不思議に思ったからです。食品や医薬品などにも応用されるこの研究を深め、ワクワクするような商品の開発に貢献できたらと思います。

印象的な授業は?

工業化学特別実験

学科内にある12の研究室から4つを選び、各研究室を回って実際の研究を体験できます。多様な研究テーマがあることを知ると同時に、それまでの基礎的な学びが一気に専門的になります。各研究室内の雰囲気も肌で感じることができます。

3年次の時間割(後期)って?
月 火 水 木 金 土
1
2 電気化学 反応速度論 化学平衡論 統計熱力学
3 プロセス制御 化学工学
実験1/
有機工業
化学実験2
(隔週)
工業化学
特別実験
4 化学工学3 有機化学5
5 材料物性化学
6

授業の難易度が上がり、実験も増え、毎日遅くまで図書館に残っていました。一方、年3回の軽音サークルライブにも参加し、学業と課外活動の両立で忙しかったです。

※内容は取材当時のものです。