社会現象を数理モデルで紐解き 社会制度に新たな視点からの示唆を

岸下研究室 4年 齊藤 広樹
北海道・道立旭川東高等学校出身

高校時代から経済学に興味があり、文理融合的な教育内容に惹かれて理科大を選択しました。古典的経済学とデータ解析などの理系領域を組み合わせて学べる点は、この学科の魅力です。今は所得格差と再分配の背景にあるメカニズムについて研究中です。社会現象を数理モデルで紐解くという新たな視点を得られることに面白みを感じています。仲間と協力しながら学ぶ岸下研究室での経験を、卒業後も生かしていきたいです。

印象的な授業は?

経済データ分析2

グループでテーマを設定し、プログラミング言語を用いて分析します。私のグループはテーマを「野菜の価格に影響を与える要因」と定めて分析しましたが、事前の予想が外れることもあり、データ分析の難しさと面白さを実感しました。

3年次の時間割(前期)って?
月 火 水 木 金 土
1
2 実験経済学
3 産業組織論 最適化理論 ゼミナール1 情報と契約の
経済学
4 経済データ
分析2
金融工学 メカニズム
デザイン
現代思想
5
6

専門科目が多いため、図書館や空き時間を有効活用しました。週に1日は完全休息日を設け、メリハリのある生活を心がけました。塾講師のアルバイトで自分の成長を実感しました。

※内容は取材当時のものです。