問題の答えを学ぶのではなく 自ら探し出すプロセスが面白い

高木研究室 4年 原田 樹希
広島県・県立広島皆実高等学校出身

物事の現象を解明する理学と、社会に役立つものづくりを学ぶ工学の両方を学びたいと考え、創域理工学部を選びました。現在は、有機系ポリマー材料に無機系カーボン材料を混ぜ合わせることで、電気特性や機械的強度を向上させる複合材料の研究を進めています。世界でもまだあまり例のない分野で、問題の答えを学んでいた頃とは異なり、得られたデータなどから自分で答えを探していくその過程が非常に面白いです。

印象的な授業は?

電気回路C

電気回路の解析や数式の応用に加え、同時に履修していた数学の知識も必要で、必修の中でも特に難易度の高い授業。テスト期間中は、どの自習室にも電気回路Cの数式が書かれていました。友人と協力して乗り越えたことは良い思い出です。

2年次の時間割(後期)って?
月 火 水 木 金 土
1 電子回路B
及び演習
(演習)
科学技術と
社会
電気材料学
2 スポーツ方法
2(実技)
電気磁気測定2 応用数学1B 応用数学2B
3 コンピュータ
科学基礎
図学・製図 法学2 応用数学3
4 科学技術と
文化
電気磁気学C 電子回路B
及び演習
(講義)
電気工学実験1
5 電気回路C
6

必修科目が多く、小テストやレポートでかなり忙しかったです。土日のどちらかは大抵勉強に費やしていました。友人とそれぞれの得意分野を生かしつつ互いに助け合うことが肝心です。

※内容は取材当時のものです。