0から生み出す設計の難しさを知り 建築物を後世に残す研究者の道へ

今本研究室 4年 吉田 清香
埼玉県・私立淑徳与野高等学校出身

何かを作ることや歴史的な建造物が好きだから選んだ建築学科でしたが、1、2年次の設計課題をこなしていく中で、0から生み出すことの難しさを知りました。そんな私が興味を持ったのは、現存する建築物を後世に残していくことです。今はAIを用いて世界遺産・軍艦島の劣化進行を予測する方法について研究中です。軍艦島内を実際に調査できる貴重な機会を生かし、RC構造物の劣化原因の解明に貢献したいです。

印象的な授業は?

設計基礎1

図面の引き方など設計の基礎について学ぶ授業。最初の授業では、太さの違う線をひたすら描き続け、とても繊細な世界なんだと驚きました。1年次は授業がオンラインだったので、コミュニケーションを取ることが大変でした。

1年次の時間割(前期)って?
月 火 水 木 金 土
1 力学基礎及び
同演習
ReadingⅠa
2 図学 力学基礎及び
同演習
(隔週)
教養セミナー1 心理学1
3 Listening &
Speaking
Ⅰa
物理学1 線形代数1 設計基礎1 比較文化論1
4 中国語初級A 微分積分1
5 芸術1 数学演習1
6

授業はほぼ全てオンラインでしたが、課題が多く、日曜日を丸々使うこともありました。週2日はよさこいサークルで体を動かし、コロナ禍にも負けず楽しみました。

※内容は取材当時のものです。