細胞医薬を開発し、リンパ浮腫患者に治療薬を届ける

西川研究室 6年 尾花 柊
静岡県・県立富士高等学校出身

がん治療では、転移したリンパ節を含めて切除するケースが少なくありません。リンパ節を切除するとリンパ液の流れが滞り、腕や足などがむくむ二次性リンパ浮腫を起こして生活の質を著しく低下させます。リンパ浮腫の改善にはリンパ管やリンパ節の再生が必要ですが、有効な治療法は存在しません。そこでリンパ節を再生可能な三次元細胞構造体を作製し、病態モデルマウスへの移植によって治療効果を検証しています。

印象的な授業は?

薬物動態学

3年次の時間割(後期)って?
月 火 水 木 金 土
1 薬物動態学 医薬品情報学
演習
医薬品の開発 薬剤師と法律
2 製剤学 薬物治療学2 自己理解と
コミュニケーション
医療の倫理
3 化学物質の生体影響 薬理学実習/
薬剤学実習
薬理学実習/
薬剤学実習
4
5
6

授業、復習を繰り返しているとあっという間に一週間が過ぎます。コロナ禍によって授業はオンラインになり、テニスサークルでの活動もできなかったため、ペースをつかむのが大変でした。

※内容は取材当時のものです。