幅広い場面で暮らしを支える化学「発泡体」の可能性に挑む

大竹研究室 4年 松山 青潤
奈良県・私立智辯学園高等学校出身

身の回りの化学に興味があり、工業化学に魅力を感じています。例えば「発泡体」は緩衝性や断熱性、軽量性に優れ、梱包材や建築材料など幅広い場面で役立てられています。より高強度、低コストで発泡体を生成できるのはどのような温度や圧力の条件下であるか。超臨界状態の二酸化炭素にポリスチレンや有機溶媒を添加し、比誘電率の密度依存性を測定して、温度や圧力の調整による数値の変化などを観察しています。

印象的な授業は?

化学工学実験

3年次の時間割(後期)って?
月 火 水 木 金 土
1 統計熱力学
2 炭素資源有機工業化学 電気化学 反応速度論 化学平衡論 応用生化学
3 工業化学演習 プロセス制御 化学工学
実験1/
有機工業
化学実験2
(隔週)
工業化学
特別実験
4 化学工学3 有機化学5
5
6

勉強で分からないところを教え合ったり、フットサルで息抜きしたり、仲間の存在が心強かったです。授業に集中し、テスト前の勉強時間の確保で、学業とアルバイトも両立できました。

※内容は取材当時のものです。