櫻井研究室

指導教員
櫻井 雅之 准教授  
専攻
時間生物学
キーワード
ゲノムRNA,編集病態学
テーマ例
❶DNA及びRNA塩基の化学構造修飾編集機構が担う生命現象 ❷RNAが調節するゲノム安定性維持及び遺伝子発現制御機構 ❸これら制御機構の破綻により引き起こされる疾患の発症分子機構 -DNA損傷/修復異常/変異 -DNA:RNA間の異常構造体形成による細胞ストレス -細胞のがん化/炎症惹起/細胞死/細胞老化 ❹分子レベルからの解析に基づいたこれら疾患原因の検出と診断/治療技術の開発
概要
「生命のセントラルドグマ」とはDNAから適宜必要な遺伝子をRNAへと転写し、機能発現体であるタンパク質を産生する遺伝子発現の流れです。各段階において多彩な発現調節機構が働くことにより、適切な遺伝子発現が保たれています。その中で、遺伝子情報そのものであるDNAとRNAの[A,G,C,T(U)]の基本となる4種の塩基構造を修飾編集する機構が細胞には備わっています。私たちは、この分子レベルにおける塩基化学構造の変化が最終的に寄与する生命現象の解明を行っています。