東平研究室

指導教員
専攻
応用力学、地震工学
キーワード
弾性波動論
テーマ例
❶地中の媒質の変動の推定手法について ❷並列計算機を用いた、散乱波動解析手法の開発 ❸地中の媒質の揺らぎの推定に関わる高速計算アルゴリズムの開発 ❹き裂面の接触を伴う散乱現象の解析
概要
地震波動の伝播特性の把握、地震の発生源の探査法、超音波を用いた構造物の非破壊検査の数理的基礎を与える学問が弾性波動論です。弾性波動論の歴史は古く19世紀までさかのぼることができます。一方、20世紀に入ると数学的方法は大きく進展し、さらに近年では、計算機技術の飛躍的向上によって、これまで不可能と考えられてきた数値計算も可能になってきました。応用力学研究室では、固体中を伝播する波動の新たな高速解法を開発しています。そして、近年の高速並列計算機を用いてこの方法論の有効性を実証する研究を行います。