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2018.10.02 Tue UP

JST主催「さくらサイエンスプラン」により西安交通大学から11名の訪問団を迎え交流プログラムを実施

8月26日〜9月1日、科学技術振興機構・さくらサイエンスプランの支援により、西安交通大学との交流プログラムを実施しました。日本・日本文化を知り、理科大での研究活動を体験してもらう事に主眼を置き、日本文化の講義、また邦楽(三味線演奏)、茶道、弓道、和食を体験する機会を設けました。学び、体を動かし、五感を全て使って感じる充実した日々になりました。

理工学部機械工学科での3日間にわたる研究室インターンシップ、報告会、東京でのグループ行動など理科大生との交流を企画しました。理科大生と協働しともに学ぶことによって、両国の若者に国際人としての視野を育てることもプログラムの目的のひとつです。このような機会を与えてくれたJSTに感謝いたします。

学生達の書いた感想文の一部を披露します。

  • 髙橋研究室でのインターンシップは衝撃的で有意義でした。材料力学は私にとって初めての課題でしたが、ティーチングアシスタント(TA)の学生が教え、助けてくれました。高橋研の素晴らしい雰囲気に驚きました。課題を始めるとき、学生たちは、正確で忍耐強く説明することで強いプロフェッショナリズムを見せてくれました。彼らは新しい発見や問題に出会った時には意欲と好奇心を示します。さらに彼らのユーモアとホスピタリティは仕事と生活への情熱を表しています。私は彼らと大きな家庭の中で働く機会をとても大事に思いました。(Lu Chenying)
  • 塚原研でのインターンシップでは流体力学の数値シミュレーションに取り組みました。そこでは基本的な技術だけではなく、考える方法を学びました。理論的な知識を先に、次に理想的なモデルを建て、現実的なファクターを加えていき、それからプログラミングを行う。日本でこのような考え方を学べたことは私の進歩に役立つと思います。(Chen Yanlin)
  • 岡田研では、実験データが先に得られているとき、実験結果に合わせて数値シミュレーションのデータを変えていく逆解析問題を学びました。新しい考え方なので、多くのインスピレーションが得られました。TAとして教えてくれた「オマ」と「ヨダイ」とも友達になり、この研究環境が大好きになりました。(Chen Huangyu)
  • 多くの学生達と私は生涯1度しか会わないのですが、貴重な時間を大事にしたいと思います。今は「一期一会」という言葉の意味をよく理解できます。(Wu Shanwen)


理科大野田キャンパス理工学部で集合写真。学生10名・教員1名と受入責任者・学生たち。
 
インターンシップで滞在した理工学部機械工学科の岡田研究室。指導にあたった院生達と。

インターンシップで滞在した竹村研究室。仮想現実の研究を体験。
 
理科大弓道部の皆さんの協力で、弓道を体験しました。初めてだと難しい...
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