2018.09.10 Monday

JST主催「さくらサイエンスプラン」により、フィリピン、ベトナム、中国から10名が本学神楽坂キャンパスに来訪――ナノバイオテクノロジーについて共同で研究活動を実施

8月1日~8月11日までの11日間、科学技術振興機構(JST)の日本・アジア青少年サイエンス交流事業(さくらサイエンスプラン)の支援により、 フィリピン・ミンダナオ州立大学イリガン校から3名、中国・セッコウ大学から3名、ベトナム・ハノイ工科大学等から4名、の大学院生、学部学生、研究者が本学神楽坂キャンパスで理学部第二部物理学科の梅村研究室と共同研究を行いました。

今回の招へいは3年計画の3年目にあたり、総まとめのミニシンポジウムを行うためにこれまでより1日長い日程を組みました。中国に関しては、来日する学生は毎年新たになりますが、教員間のやり取りは継続しており、また、昨年までの来日者ともSNSなどで連絡を取り合っていることから、来日準備はスムーズにできました。また、日本側からは、昨年までに参加した卒業生が、仕事の合間に駆け付けるといった光景も見られました。

今回の来日では、中国の得意な表面処理技術を用いた実験などを研究室内で行いました。また、物理学科でありながらアウトドアで微生物採集を行う、という生物物理学ならではの特養を活かし、これも恒例の海岸での微生物採集を全員で行いました。さらに、日本科学未来館の見学、あるいは本学OBが経営するベンチャー企業訪問(株式会社オーパス、鈴木隆志社長)、本学オープンキャンパスへの参加など、盛りだくさんな内容となりました。

ミニシンポジウム、これに付随した留学説明会、さらに交流会も開催しました。ミニシンポジウムでは、各自の研究発表と本事業の成果のまとめをおこないました。これまでのところ、フィリピンの相手先から2名が、フィリピン側の奨学金を得て今年度、本学に3か月および1か月滞在して共同研究を行っています。

送り出し機関の教員たちも、さくらサイエンスの趣旨をよく理解してきています。例えばベトナムは、相手先の教員が大規模研究プロジェクトを展開しており、大学にとどまらず国立研究所や他大学も含めたチーム構成となっています。今回は、この研究チームから学生が選抜されてきていました(ハノイ工科大学以外からこのチームに参加している学生など)。そのほうが、本事業の実施効果が高いとの判断があるものと思われます。また、昨年はフィリピンでの国際会議に日本側の受け入れ教員が招待されましたが、今年はフィリピンに加えベトナムからも招待されています。

このような交流のきっかけを作って頂いたJSTさくらサイエンスプランに深く感謝いたします。


未来館見学での集合写真
 
大学研究室での分光実験

海岸での微生物採集
 

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