ニュース&イベント NEWS & EVENTS
2018.09.06 Thu UP
本学大学院生が第53回地盤工学研究発表会において地盤工学研究発表会優秀論文発表者賞を受賞
本学大学院生(修了生)が第53回地盤工学研究発表会において地盤工学研究発表会優秀論文発表者賞を受賞しました。
受賞者 | : | 理工学研究科 土木工学専攻 修士課程(2017年度修了) 黒岩 祐介 |
指導教員 | : | 理工学部 土木工学科 教授 菊池 喜昭 |
受賞題目 | : | 土の締固めにおける礫率補正の実験的検討 |
受賞内容 | : | 実施工で用いられる盛土材の中には、岩砕や礫など大粒径の粒子を含むものがある。一方、盛土の締固め管理では、室内実験により得られた最大乾燥密度と最適含水比を基準としている。現場盛土材が室内実験で用いられるモールドに応じた許容最大粒径より大きい粒子を含む場合は、現場盛土材の所定の締固めエネルギーレベル(CEL)での乾燥密度ρdは粒度調整した材料の同一のCELでの室内実験で得られたρdを補正して推定する必要がある。補正法として、一般的にWalker-Holtzの補正式(以下、WH式)が用いられていて、WH式の適用可能範囲は礫率Pが0.3~0.4(30~40%)以下とされている。 本研究では、最大粒径Dmax=19mm、9.5mm、4.5mm、2mmになるように粒度調整をした砂質シルトを用いて室内締固め試験を実施し、礫率の違いが締固め特性に与える影響を実験的に検討した。また、最大乾燥密度の礫率補正値を実測値と比較して、WH式の適用性を検討した。 以上の内容について口頭発表したところ、最優秀発表者として表彰された。 |
受賞日 | : | 2018年7月25日 |
第53回地盤工学研究発表会のページ:https://sip-net.co.jp/aec/2018/53jiban/index.html
菊池研究室
大学公式ページ:http://www.tus.ac.jp/fac_grad/p/index.php?6657
関連記事
-
2024.04.16
電子・情報・システム部門研究会において本学大学院生が優秀論文発表賞を受賞
電子・情報・システム部門研究会において本学大学院生が優秀論文発表賞を受賞しました。 受賞者 先進工学研究科 電子システム工学専攻 修士課程2年 魏 樺 指導教員 先進工学部 電子システム工学科 教授 相川 直幸 受賞題目 形状特徴量と表面特…
-
2024.04.12
第33回ライフサポート学会フロンティア講演会において本学学生がライフサポート学会奨励賞を受賞
第33回ライフサポート学会フロンティア講演会において本学学生がライフサポート学会奨励賞を受賞しました。 受賞者 先進工学研究科 電子システム工学専攻 修士課程2年 藤塚 卓也* 指導教員 先進工学部 電子システム工学科 准教授 柴 建次 受…
-
2024.04.11
電気学会 産業応用部門において本学修了生及び大学院生らが部門優秀論文発表賞を受賞
電気学会 産業応用部門において本学修了生及び大学院生らが部門優秀論文発表賞を受賞しました。 <部門優秀論文発表賞> 受賞者 : 理工学研究科 電気工学専攻 降籏 輝(2022年度修士課程修了) 指導教員 : 創域理工学部 電気電子情報工学科…