ニュース&イベント NEWS & EVENTS
本学教員らが開発したCO2から硬い樹脂を合成するための技術を日経産業新聞が紹介
本学工学部 工業化学科 杉本裕教授と米プロメラスら共同研究グループにより開発された、CO2から硬い樹脂を合成するための技術を日経産業新聞が紹介しました。
記事では、住友ベークライト子会社の米プロメラスとの共同研究の成果である、CO2から硬い樹脂を合成するための技術が紹介されています。
この樹脂は、分子構造の一部を変えることで分子が動きにくくなり、セ氏150度でも柔らかくならないことが特徴で、セメント工場などから排出されたCO2をプラスチック製品などに変える用途を想定しています。
今後は、より高温に耐えられるようにすることや、安価に合成する方法を検討すると述べられています。
詳細は掲載紙をご覧ください。
■ 掲載紙
『日経産業新聞』 2018年7月17日付
杉本研究室
大学公式ページ:http://www.tus.ac.jp/fac_grad/p/index.php?1f38
関連記事
-
2021.12.22
本学教員による学術論文がWiley出版『Journal of Polymer Science』誌のFront Coverに選出
本学教員による学術論文がWiley出版『Journal of Polymer Science』誌のFront Coverに選出されました。 選出者 工学部 工業化学科 助教 本田 正義 工学部 工業化学科 教授 杉本 裕 論文タイトル Co…
-
2018.06.18
本学教員らが開発したCO2とアルコールから樹脂を作るための触媒を日本経済新聞が紹介
本学工学部 工業化学科 杉本裕教授と東北大学の冨重圭一教授ら共同研究グループにより開発された、CO2とアルコールから樹脂を作るための触媒を日本経済新聞が紹介しました。 記事では、地球温暖化の原因となり化石燃料を燃やすことで発生するCO2を有…
-
2024.03.28
石川 正俊学長のコラムが日刊工業新聞に掲載
石川 正俊学長のコラムが日刊工業新聞に掲載されました。 石川学長は記事の中で、日本の研究開発、特に新規分野開拓のための研究環境の悪化により、今後日本から社会変革を生むような成果が出にくくなることを危惧しており、研究者の時間確保、待遇改善の現…