ニュース&イベント NEWS & EVENTS
建築IoT関連の研究が2018/5/27?30開催の国際会議 IEEE International Symposium on Circuits and Systems, ISCAS2018(Florence, Italy)にLive Demoとして採択され、デモ展示を実施
学内の分野を横断した複数の教員が集まって進めている、IoTによる建物の検知・診断・通知システムの学際的研究が、イタリア・フィレンツェで開催されたISCAS2018にLive Demoとして採択され、本学教員(工学部建築学科・伊藤拓海准教授、工学部電気工学科・長谷川幹雄教授)、大学院生(工学研究科建築学専攻・崎山夏彦)、URA担当者が参加し、IoTシステムのコンセプトのデモ機を展示しました。
このシステムは、建物の日常時の様子(見守り)と、非常時の状態(震災による被災度・損傷度)をIoTのコンセプトに基づき、モニタリングするものです。当日は、研究者が所有する試験建屋の1/10模型にセンシング・通信機器を設置し、振動台で地震応答をシミュレーションし、モニタリングの様子を展示、紹介しました。アメリカ、イタリア、インド、台湾など、60名超の研究者が展示ブースを訪れ、有意義な議論と意見交換、および国際連携活動についての情報交換が行われました。
ISCAS 2018のページ:http://www.iscas2018.org/
展示会で配布した研究カタログ:http://www.tus.ac.jp/ura/seeds/pa/eng/C1601.pdf
なお、本件に関するお問い合わせは、工学部建築学科・伊藤拓海准教授、電気工学科・長谷川幹夫教授までお願いいたします。
伊藤研究室のホームページ:http://www.rs.kagu.tus.ac.jp/tito-lab/
長谷川研究室のホームページ:http://haselab.ee.kagu.tus.ac.jp/
山本研究室のホームページ:http://www.rs.tus.ac.jp/takahiro/index.html
河原研究室のホームページ:http://www.tus.ac.jp/fac_grad/p/intro.php?69ac
中嶋講師・橋爪講師(岡村研究室)の研究カタログ:http://www.tus.ac.jp/ura/seeds/pa/C1611.pdf
関連記事
-
2024.04.18
RNAワールド仮説の中核をなすリボザイムの生成を実験的に検証
~ATPとアミノ酸によって活性を制御できるアロステリックリボザイムを開発~研究の要旨とポイント 近年、生命は自己複製できるRNAから生まれたとする「RNAワールド仮説」が有望視されていますが、触媒機能を持ったリボザイム(RNA酵素)の生成については、実験的な検証が十分には進んでいません。 今回、生命活動の中心的な…
-
2024.04.16
置換基が密集したベンゾフランを簡便合成する手法を開発
~ベンゼン環上の置換基が隣接炭素に移動するユニークな反応機構~研究の要旨とポイント 活性化剤存在下でオルト置換フェノールとアルキニルスルホキシドを反応させることにより、多置換ベンゾフランを簡便に合成できる手法を開発しました。 本研究で発見した、ベンゼン環上の置換基が隣接炭素に移動するユニークな転位反応…
-
2024.04.11
電気学会 産業応用部門において本学修了生及び大学院生らが部門優秀論文発表賞を受賞
電気学会 産業応用部門において本学修了生及び大学院生らが部門優秀論文発表賞を受賞しました。 <部門優秀論文発表賞> 受賞者 : 理工学研究科 電気工学専攻 降籏 輝(2022年度修士課程修了) 指導教員 : 創域理工学部 電気電子情報工学科…