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本学教員らのゲノム編集に関する研究成果を日経産業新聞が紹介
本学基礎工学部 生物工学科 島田浩章教授らのゲノム編集に関する研究成果を日経産業新聞が紹介しました。
本研究は、狙った遺伝子を切断するゲノム編集を効率的に行う手法を開発したものです。島田教授らは、イネの細胞内に多く存在するMac3と呼ばれるたんぱく質を解析・改良し、ゲノム編集の手法の一つであるTALENを改良することに成功しました。
イネのゲノム編集にこの手法を用いたところ、遺伝子の切断が起こる確率が従来の手法より高くなることが確認されました。
この成果は、遺伝子の働きの解明や品種改良などに応用できると期待されています。
詳細は掲載紙をご覧ください。
■掲載紙
『日経産業新聞』 2018年5月9日付 朝刊
島田研究室のページ
大学公式ページ:http://www.tus.ac.jp/fac_grad/p/index.php?2592
研究室のページ:http://www.rs.tus.ac.jp/shimada_lab/
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