2017.08.31 Thursday

本学教員が日本植物細胞分子生物学会2017年度論文賞を受賞

本学教員が日本植物細胞分子生物学会2017年度論文賞を受賞しました。

受賞者 基礎工学部 生物工学科 教授 島田 浩章
受賞題目 Implication of the gene for F1-ATPase β subunit (AtpB) for the grain quality of rice matured in a high-temperature environment
受賞内容 Plant Biotechnology 33, 169-175 (2016)に関するものである。
イネ種子が高温環境で実るときに高温登熟障害が起こり、白濁などの品質低下が起こる。この原因を探った。その結果、種子が熟するときに働くエネルギー源であるATPの量が種子の品質に大きく関わることがわかった。地球温暖化などの影響で田んぼの環境が高温となりイネに高温ストレスがかかると、ATPの生産量が減少し、その結果として種子の品質低下が起こることを明らかにした。遺伝子組換えによりATP生産性を高めることで高温ストレスに強くなることがわかった。また、在来品種にはATPの生産性の高いイネ品種があり、これらは高温ストレスに強いことがわかった。この研究成果は地球温暖化に向けた新品種育成に大きく貢献することが期待される。
共著者 草野博彰、有須洋平、中島淳、八重島充弘、シャクタカシ
受賞日 2017年8月30日

日本植物細胞分子生物学会のページ:http://www.jspcmb.jp/

島田研究室(植物分子生物学研究室)のページ
大学公式ページ:http://www.tus.ac.jp/fac_grad/p/index.php?2592
研究室のページ:http://www.rs.tus.ac.jp/shimada_lab/

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