2016.06.01 Wednesday

本学教員ら研究グループがアト秒時間で振動する半導体の電子運動観測に初めて成功した成果について日刊工業新聞等が紹介

本学理工学部 物理学科 須田亮教授と、日本電信電話株式会社(NTT)ら研究グループが、窒化ガリウム半導体において、アト秒(10-18 秒:as)周期で振動する電子の動きを初めて観測した研究成果について、日刊工業新聞等が紹介しました。

この振動現象は、世界最短級の時間幅(パルス幅)を持つ単一アト秒パルス(※)光源を用いた時間分解計測により捉えることができます。本研究にて観測された電子振動の周期は860アト秒に達し、周波数は1.16ペタヘルツ(1015 Hz:PHz)に相当します。これは固体物質中で観測された振動現象としては過去最高の周波数になります。
現在利用されている半導体電子系の操作時間はピコ秒(※)程度であり、半導体電子系の超高周波応答の電子振動は、将来のデバイス動作の基礎原理に繋がる可能性が期待されます。

※アト秒パルスとは、100京分の1秒の極短時間で煌めく閃光を指します。ピコ秒は1兆分の1程度。

詳細は掲載紙及びプレスリリースをご覧ください。

■ 掲載紙
『日刊工業新聞』  2016年4月13日付朝刊
『日経産業新聞』  2016年6月1日付朝刊

■ プレスリリース
http://www.tus.ac.jp/today/20160412_001.pdf

須田教授のページ
大学公式ページ:http://www.tus.ac.jp/fac_grad/p/index.php?6327
研究室のページ:http://www.rs.noda.tus.ac.jp/sudalab/index.html

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