2014.06.04 Wednesday

本学教員らの陽電子消滅誘起イオン脱離に関する研究を日刊工業新聞等が紹介

本学理学部第二部 物理学科 長嶋泰之教授らの研究グループが観測に成功した二酸化チタン表面における陽電子消滅誘起イオン脱離について、日刊工業新聞等が紹介しました。

長嶋教授、立教大学 理学部 物理学科 平山孝人教授、立花隆行助教(元東京理科大学助教)の研究グループは、 二酸化チタン表面での陽電子消滅に伴って酸素の正イオンが脱離することを明らかにしました。 この結果は、陽電子が固体表面原子の内殻電子と対消滅して内殻に空孔が生じ、これが緩和するときに不安定な電荷分布が一時的にできるために、酸素原子 が周辺の原子との結合を切断して正イオンとなって放出することを表しています。 この手法を利用すれば、固体最表面のみからイオンを脱離させることで試料最表面の改質が可能となり、新たな機能性材料の生成などに道が拓けると期待されます。

なお、本成果は米国の科学雑誌「Physical Review B: Rapid Communications」 89 巻オンライン版5 月27 日付、現地時間(5 月27 日付、日本時間)に掲載されました。
<論文名> "Positron-annihilation-induced ion desorption from TiO2(110)"(日本語名:二酸化チタ ン(110)表面からの陽電子消滅誘起イオン脱離)

■掲載紙
『日刊工業新聞』 2014年6月4日付
『化学工業日報』 2014年6月3日付
『日刊工業新聞WEB』 2014年6月4日付
『日経産業新聞』 2014年6月12日付
http://www.nikkan.co.jp/news/nkx0720140604eaax.html

プレス発表資料
http://www.tus.ac.jp/ura/pressrelease/pdf/140528.pdf

長嶋研究室のページ
大学公式ページ:http://www.tus.ac.jp/fac_grad/p/index.php?3fda
研究室のページ:http://www.rs.kagu.tus.ac.jp/ynagahp/

  • Share
  • Tweet

ページのトップへ