研究部門・研究センター等の紹介

アカデミック・ディテーリング・データベース部門

部門長  薬学部薬学科 教授 小茂田昌代  
研究内容 患者に適した薬剤を選択する際に必要な8分野の医薬品情報データベースの構築 
目的 Academic Detailingとは、コマ―シャルベースにとらわれない、公正中立な根拠に基づいた医薬品情報を医師に提供して、薬物治療の質や経済性を向上させることが目的です。本部門ではそのためのデータベースを構築します。 
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【研究成果ハイライト2016】

Academic Detailingとは

Academic Detailingとは、コマ―シャルベースにとらわれない、公正中立な根拠に基づいた医薬品情報を医師に提供することで、薬物治療の質や経済性を向上させることが目的です。情報提供者(Detailer)としての薬剤師の役割が益々重要視されています(図1)。

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図2に示すように、患者に最適な処方を行うためには、多角的な視点から薬剤を選択することが重要になります。薬剤師は医師との教育の違いにより、主に薬剤の薬理作用、物理化学的特性や代謝メカニズムから最適な薬剤を選択します。医師と薬剤師がそれぞれ専門的な視点から充分に検討して、患者に最も適した薬剤を選択することは何より薬物治療の質の向上につながります。

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Academic Detailing ・Database部門では、薬剤師が患者に適した薬剤を選択する際に必要な生物学的、化学的、物理学的、薬理学的、薬剤学的、薬物治療、EBM(ガイドラインや臨床試験評価)の8分野に渡る薬剤情報を集約し、医薬品データベースを構築します(図3、4、表1)。さらに構築したデータベースを基に薬剤師が臨床で活用しやすい処方支援システムを開発し、薬剤師の質の高い処方提案を支援するため活動を開始します

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今後の展開

まずは乳がん領域において、データベースを構築し、モデルケールを示します。そして、将来はあらゆる疾患においてもアカデミック・ディテーリング・データベースが活用できる日本を目指します。

部門長の言葉

患者にとって最適な薬物治療を行うには、多角的な視点から薬剤を選択することが重要になります。薬剤師は主に薬剤の薬理作用、物理化学的特性や代謝メカニズムから最適な薬剤を選ぶことができます。薬剤師と医師がそれぞれ専門的な視点から充分に検討することで薬物治療の質の向上につながります。

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