研究部門・研究センター等の紹介

先端都市建築研究部門

部門長  工学部 建築学科 教授 宇野 求 
研究内容 都市文化、都市性能、都市デザインの3研究分野で構成される総合計画研究。成果を都市計画策定に資する学術的知見として研究対象地域に還元する。 
目的 現代建築と都市基盤の更新によるサステナブル、レジリアントな都市環境計画理論の構築。 
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【研究成果ハイライト2016】

研究部門の特徴

近代化産業化が高度に進行した今日の都市環境、都市生活に関わる諸課題は、その多くが、複合的相関的な事柄に起因しており、細かく専門分化された個別研究分野の成果だけでは、こうした課題を克服して、サステナブルで、レジリアントで、良好な都市環境を形成、維持、経営することが困難になっています。

そこで、本研究部門は、実践的な都市形成の統合システムを構築し、都市計画にかかる政策に資する具体的科学的知見として地域に還元することを目ざして設立されました。学術研究の成果の社会への還元、大学の社会貢献という点から、当該研究分野には、行政組織、民間企業、NPO などから期待が寄せられおり、そうした社会工学的研究部門であるところに特徴があります。

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表1 研究分野と研究分担者

学術的および社会的な特色

本研究部門に所属する個々の研究者専門家は、各研究分野において一線の研究を重ねており、それは、日本建築学会、日本都市計画学会、日本建築史学会ほか当該分野の主要学会において広く認められているところです。各研究者の専門性を生かした連携による総合研究およびその社会還元は時代と社会からの要請でもあり、都市環境の先端的総合研究に特化した本研究部門の体制をとることで、それは速やかに弾力的に実施することが可能となります。各学会のネットワークを駆使した学術研究活動ができることも、当該研究分野の研究者が有する利点であり、それは社会的な特色ともなっています。

本研究部門の独創的な点は、第一に建築および都市計画にかかわる各分野の先端的な研究を連携して行う点、第二に江戸-東京400年のクロノロジカルな文脈における現代都市の課題を総合的に分析、成果をもとに設計、 計画手法の研究に取り組む点です。とくに、東京理科大学のホームグラウンドというべき神楽坂地域および外濠周辺地域を対象とする研究は、世界の都市史の文脈上、都市構造上、ユニークな特性を備えた地域であり国際的な注目を集めうるといえます。

研究対象地域

研究対象地域は、第一に神楽坂キャンパスの位置する外濠及びその周辺地域とし、第二に国内の近代化された城下町(名古屋、大阪ほか)の同型地域、第三に近代化が進行するアジア諸都市の同型の地域(ソウル、北京、バンコクほか)へと拡張していく計画です。それぞれのプロセスで都市構造をモデル化、段階的研究成果を順次適用して総合都市研究を展開していきます。

今後の展開

対象地域について、地域研究・地域貢献・地域交流を展開し、都市再生計画のモデル化をはかり、地域計画、計画評価、合意形成の一般化へと展開する。

部門長からのメッセージ

工学部第一部、第二部、理工学部、国際火災科学研究科に所属する建築学都市学の専門家で構成される研究部門です。当該研究者は、長年、地域研究・地域貢献・地域交流活動を行ってきていまして、厚みのある研究の蓄積があります。理科大のホームである神楽坂・外濠周辺地域に資する研究成果を出すことを目指しています。

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図1 神楽坂変遷図、『外濠の外』、伊藤裕久教授(2014年4月)

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図2 『外濠-神楽坂 7つのイメージ』、東京理科大学神楽坂地域デザインラボ(2014年4月)

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図3 『近づくまちとほり』、まちと外濠をバリアフリーのデッキでつなぐ提案、外濠再生構想シンポジウム、 東京理科大学神楽坂地域デザインラボ(2014年5月)

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