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テラシマ コウヘイ
寺島 康平  助教
東京理科大学 工学部 建築学科
プロフィール | 研究シーズ | 研究室紹介 | 担当授業(12件)
レフェリー付学術論文(3件) | レフェリー付プロシーディングス(3件) | 学会発表(5件)
グループ 環境
研究・技術キーワード 建築、再生可能エネルギー、太陽電池、シミュレーション計算、太陽熱利用
研究・技術テーマ
  • PV/Tソーラーパネル
  • モンテカルロシミュレーション
  • エジェクターサイクル
  • 多孔質セラミックス冷却装置
  • ZEH・ZEB
研究・技術内容 太陽電池の発電効率は現状最大で20%程度であり、残りの約80%が外気温+30℃程度の高温の熱に変換されている。この廃熱がヒートアイランド現象などの環境問題を引き起こす可能性がある。そこで本研究では、この太陽電池の廃熱を回収することが可能な減圧沸騰集熱装置を組み合わせ、日射を電力・熱に同時に変換し、最大で日射の74%を利用可能なPV/Tソーラーパネルの開発を行っている。このパネルは熱回収効率が高く、パネル温度を低下させることで環境への廃熱を抑制できること、また出力する温水の温度を容易に制御可能であることが他の技術にはない特徴である。 またこの開発したパネルを用いたシステムを、モンテカルロ法を用いた需要供給シミュレーションを用いて検証し、システムの省エネルギー性・環境熱負荷の抑制効果を計算する研究を行っている。モンテカルロ法は、住宅の住人の行動を統計に沿うようにランダムに発生させ、その行動から暖冷房・給湯等の需要を予測する手法であり、15分ごとに生じる各種需要を計算可能である。
産業への利用
可能な産学連携形態 共同研究、受託研究、技術相談および指導
具体的な産学連携形態内容
その他所属研究機関
所属研究室 長井研究室
所有研究装置
SDGs