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ヒガシ タツヤ
東 達也  教授
東京理科大学 薬学部 薬学科
プロフィール | 研究シーズ | 研究室紹介 | 担当授業(27件)
レフェリー付学術論文(141件) | レフェリー付プロシーディングス(1件) | その他著作(8件) | 著書(7件) | 学会発表(172件) | 特許(18件)
グループ バイオ
研究・技術キーワード 生体分析科学 バイオマーカー 微量定量 臨床検査 質量分析
研究・技術テーマ
  • 被検者フレンドリーなホルモン検査法の開発
  • LC/MS/MSにおける高感度化
  • LC/MS/MS用誘導体化試薬の開発
研究・技術内容  生体内のバイオマーカーの量的変動を的確に把握することは,関連する疾患の早期発見・診断に加え,治療効果のモニタリングの面からも極めて重要である.このような検査は,信頼性の高い分析法によりなされることは当然ながら,そのための試料採取においても簡便で被験者の負担の少ないものへと要求が高まっている.現在,血液が検査試料の大部分を占めているが,その採取には苦痛を伴うことや常時のそれが難しい,感染の恐れがあるなどの欠点がある.我々は検査試料として唾液,爪,乾燥ろ紙血 (DBS) に着目し,これらを用いる”被験者フレンドリーな検査法”の開発に取り組んでいる.しかし,これらに含まれるマーカー分子は超微量であり,最新のLC/ESI-MS/MSを用いたとしても感度が足りない場合が多い.そこで我々は対象化合物のESI-MS/MS応答性を飛躍的に増大させる新規手法や誘導体化試薬の開発を積極的に行っている.また,LC/ESI-MS/MSは対掌体に代表される異性体の弁別を不得意としている.我々はこの問題に対しても,微量マーカー分子の検出感度向上とともに異性体を弁別する多機能な誘導体化試薬の開発も行っている.
産業への利用 LC/ESI-MS/MS用試薬の販売先を探している. 試薬を含めた検査キットの共同開発パートナーを探している.
可能な産学連携形態 共同研究、受託研究員受入、受託研究、技術相談および指導
具体的な産学連携形態内容 これまでに開発した試薬の一部は,試薬メーカーから市販されている. 爪を用いて中長期のホルモン産生状態を評価する方法の実用化(キット化)が予定されている.
その他所属研究機関
所属研究室 東(達) 研究室
所有研究装置 LC/ESI-MS/MS
SDGs