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ヨシハラ フミキ
吉原 文樹  教授
東京理科大学 理学部第一部 物理学科
プロフィール | 研究シーズ | 担当授業(14件)
レフェリー付学術論文(34件) | レフェリー付プロシーディングス(3件) | 著書(4件) | 学会発表(16件)
グループ その他
その他 : 量子情報
研究・技術キーワード 超伝導量子回路、量子情報
研究・技術テーマ
  • 超伝導量子ビットの長寿命化
  • 量子ビットゲート操作の高精度化
  • 超伝導量子ビット測定の高精度化
  • 微弱マイクロ波の精密測定
研究・技術内容 原子レベルのミクロ(微視的)な物理系では重ね合わせ・もつれ合いといった古典物理学の常識とはかけ離れた量子力学特有の状態が発現しています。超伝導電気回路を極低温・超低ノイズ環境下におくことで、超伝導電気回路というマクロ(巨視的)な物理系においても量子力学特有の状態が発現します。このような超伝導電気回路を超伝導量子回路と呼びます。本研究室では超伝導量子回路上に発現する量子力学特有の状態を自在に扱い、量子力学現象の探索範囲を拡げることを目指しています。  究極の目標は超伝導量子回路を用いた超伝導量子コンピュータの実現です。特定の問題ではスーパーコンピュータを超える演算能力を持つことが期待されています。 本研究室では様々な超電導量子コンピュータの要素技術を研究しています。 特に、(3)で挙げた研究・技術テーマについて差別化可能な技術・ノウハウを持っています。 また、量子コンピュータに限らず、量子シミュレータ、量子センサ等への応用も見据えています。
産業への利用
可能な産学連携形態 共同研究、技術相談および指導
具体的な産学連携形態内容
その他所属研究機関
所属研究室 吉原研究室
所有研究装置 無冷媒希釈冷凍機2台、マイクロ波の入出力装置(信号発生器、スペクトルアナライザ、ネットワークアナライザ)、オシロスコープ、直流電流電圧源、任意波形発生器、デジタイザ
SDGs