Top  >  Back


マツカワ ヒロアキ
松川 博亮  講師
東京理科大学 工学部 工業化学科
プロフィール | 研究シーズ | 担当授業(10件)
レフェリー付学術論文(9件) | その他著作(1件) | 学会発表(113件)
グループ ナノテク・材料
研究・技術キーワード 化学工学、基礎物性、高分子化学
研究・技術テーマ
  • 格子流体状態方程式を用いた高圧高分子多成分系の推算体系の確立
  • 二酸化炭素/シリコンアルコキシド系の相平衡
  • 二酸化炭素/高分子系の物性(溶解度・界面張力・ガラス転移点 等)に有機溶媒が与える影響
  • 高圧PVT測定とグループ寄与法の構築
  • 振動式密度計を用いた二酸化炭素/有機溶媒混合流体の密度測定
研究・技術内容 化学プロセスには気液平衡をはじめとして多岐に渡った物性がかかわっており、プロセス設計には必要不可欠なものである。すべての測定を行うのには限度があるため、必要とされるのが物性推算である。物性推算により、広範囲のデータが得られるだけではなく、測定不可能な情報を得ることができる。物性推算の現状として各推算式は各物性に特化しており、基礎として各物性データが必要とされるような一方通行なものが主である。つまりは、一つの推算式から様々な物性を得ることはできない。そこで、状態方程式に注目した。状態方程式により各物性データを計算する方法が報告されているのだが、それらの方法を統括的に扱った見地はない。そこで、状態方程式を中心と双方向の推算体系の確立を目的として研究をしている。特に、二酸化炭素、高分子を含む系を対象とし、状態方程式の中でも特に格子流体状態方程式を用いている。基礎物性の研究には、データの蓄積(測定)が不可欠である。PVT関係、気液平衡をはじめとする相平衡(溶解度)、ガラス転移点、界面張力の測定装置を作製、測定を行っている。そして、計算プログラムを作成し、得られたデータの相関及び推算を行っている。
産業への利用
可能な産学連携形態 共同研究、受託研究
具体的な産学連携形態内容
その他所属研究機関
所属研究室 大竹研究室
所有研究装置 ・シンセチック法による高圧気液平衡測定装置 ・高圧流体PVT関係測定装置 ・振動式密度計を用いた高圧流体密度測定装置 ・透過光強度によるガラス転移点測定装置 ・ペンダントドロップ法による高圧界面張力測定装置
SDGs