卒業生インタビュー 附田 朋子さん

卒業生 INTERVIEW

卒業生 INTERVIEW

小田急不動産株式会社
ビル事業本部 ビル営業部 リーシンググループ チーフ
附田 朋子さんTSUKUDA Tomoko
東京理科大学 大学院工学研究科
建築学専攻 修士課程 2010年3月修了

「住まい」の歴史的変遷を学んだ経験が 価値ある空間の提案に役立っています

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―入社7年目を迎えられたそうですね。今までどのような仕事を担当してきましたか?

大学院修了後、小田急不動産株式会社に就職しました。建築学専攻だったため、就職活動時は、まず設計事務所中心に面接を受けていましたが、次第にもっと広い視野で「住まいづくり」に関わりたいと思うようになり、「不動産デベロッパー」と呼ばれる業界への就職を決めました。
入社後、希望して配属になったのは、「商品企画部」という部署。弊社が手がけるマンションや戸建て住宅のコンセプトや販売促進のプランを立てる仕事を担当しました。業務は、デザイン・設計のチェックから工事スケジュールの管理、モデルルームのディスプレイなど多岐にわたります。ここで「住まい」をつくって、販売し、メンテナンスをするという一連の流れを学ぶことができました。

附田 朋子さん イメージ02

―学生時代の研究内容はどのように役立っていますか?

学生時代は、東京理科大学の伊藤裕久教授の研究室で、歴史的建造物のデザインやその変遷について研究していました。実社会に出て、改めて気付いたのですが、私がここで学んだのは「都市に根付いた住まいのカタチ」。これは、住宅のコンセプトを考える上で大いに役立ちました。
入社後、私は各期10戸程度の戸建て住宅の企画を、数か所にわたり任されてきました。主な仕事は「購入者にどのように住んでほしいか」を考えること。「家族が自然に集まるリビング」「子供の成長に合わせて変化できる間取り」など、生活をもっと豊かにするための提案をするのです。
ここで重要になるのが、時代を経ても変わらない「住まいの本質」のようなもの。具体的には、家族の「コミュニケーションの場」としての機能などがこれにあたるでしょう。表現が難しい部分ですが、「住まい」の歴史的変遷を学んできたからこそ、見えてきたものが確実にあります。

―将来の目標は?

2015年の4月から、ビル営業部でリーシングマネジメントの仕事をしています。弊社が管理するビルのテナント(入居者)を集める仕事です。これまでは、家族の生活を考え、形にしていくことが仕事でしたが、今の取引先は企業が中心。関わる人や業界の幅が広がり、日々のコミュニケーションの中で常に新たな発見があり、成長を実感しています。
ここでも建物の工法や設備を詳しく説明する場面は多く、大学で構造や製図について学んできた経験はフル活用できています。最近は、ビルのリニューアル時に、「女性トイレに広めのパウダールームをつくってみては?」といった女性視点の設備の提案なども積極的にするようにしています。「住まい方」と同様、「働き方」も企業によってさまざま。「新しい働き方」を提案する仕事にもますます興味が出てきました。チャンスがあれば、今後はビルのリノベーション業務などにも携わってみたい。「オフィスづくり」という新しいフィールドにも大きな可能性を感じています。
あらゆる現場での経験を強みにして、「より価値のある空間づくり」を追究していきたいと思っています。

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