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国際宇宙ステーション内の「きぼう」でも研究室の実験を行いました。

諏訪東京理科大学大学院
工学・マネジメント研究科 工学・マネジメント専攻 修士課程2年

諏訪東京理科大学大学院 工学・マネジメント研究科 工学・マネジメント専攻修士課程2年

純粋に研究と向き合っていると、
発見の驚きと喜びがやってくる

高校生の頃から物理が大好き。身近な現象の本質的な仕組みを知りたいという気持ちが高じ、流体物理の基礎研究の道に進みました。現在は、学長でもある河村洋先生の研究室で「マランゴニ対流」の研究をしています。
容器いっぱいの水が盛り上がって見えるのは、表面張力のせいだといいますよね。「マランゴニ対流」は、液体の表面張力が場所によって違っている場合に発生する“流れ”のこと。表面張力は、液体の温度が高いと小さく、低いと大きいため、液体表面部分と液体内部の温度差による力の不釣り合いにより対流が発生します。
普段使っている実験装置では、液体を上下からディスクではさみ「液柱」という高さ数ミリの円柱状態にして、この対流を観察します。液柱実験はフローティングゾーン法という結晶をつくる技術にも応用できることから、高性能なコンピュータ部品開発などの分野で役立つ可能性も秘めています。
めったに出現しない構造の対流を見つけたときなどは、大きな驚きと喜びがあります。

宇宙空間での実験と
ドイツの国際学会

無重力状態だと大きな「液柱」がつくれるため、河村先生を中心とする諏訪東京理科大学チームは、国際宇宙ステーション内の「きぼう」でも、「マランゴニ対流」の実験を行いました。その後、ドイツで開催されたCOSPAR(宇宙空間研究委員会)で、その成果を報告する機会があり、私も緊張しながら英語で発表に挑戦。研究者の方々から多くの質問をいただき、確かな手ごたえを感じることができました。



私の就職活動/ひとこと
高校生にアドバイス

大学で研究していると、高校生の時にもっと勉強を頑張っておけばよかったと思うことがよくあります。将来自分が本当に興味のある勉強をするためにも、高校時代に数学や物理の基礎知識はしっかり身につけておきましょう。

ひとこと

大学の図書館には専門書が山ほどある。そして興味のあることについて、自分が納得いくまで、とことん調べられる。当たり前のことのようですが、入学後、なにより実感したキャンパスの魅力です。大いに活用しています。

私の就職活動/ひとことは、ここまでです。